谷口キヨコ ネコの飼い主歴25年 イヌ飼うつもりが…きっかけと最初の子との出会いを語ります
2024年03月27日 13:00
芸能
犬の個体選びにはいったのですが、その頃は全くお休みもなく動き回って仕事していた状況で「散歩をはじめ、ほんまに毎日のお世話ができるのか?」ともう一回自問自答。最初の気持ちは衝動みたいなもので、ちゃんと落ち着いて考えようと。結果、無理やな…と。
そんなこんなで勝手に落ち込んでいたら「猫ならそんなにお世話いらんよ。だいたい毎日のお散歩いらんもん」と猫好きの友達が目からうろこのアドバイス。猫は飼ったことがなく、夜中にお手洗いに必ずといっていいほど起きる私にとっては『丑三つ時…廊下の向こうの気配に気づいたら何かが光っている…そこに猫が…キャー!!』みたいなしょーもないイメージがあり、実は猫以外の動物を飼うつもりでした。耳がピンと立ってて、目もちょっとつり上がってて、あまりなついてくれず…はい、そうです、よく猫を知らない人が持つそのままの旧来の猫のイメージを持っていたので。
でも、その友達はこんなことも言いました。「近所の知り合いのペットショップに顔も耳もベターとした丸顔の猫おるで。こないだ子供もできたらしい」。丸顔の猫! そんなこと動物学的にあり得るん!? 耳もベターとしてる? 耳が骨折?え? 耳って軟骨ちゃうん? いろいろと疑問が沸き上がってきました。
「とにかく一回行こ!」とその友達に言われ、ペットショップの3階でお見合いをしました、猫と。生まれたばかりの3匹の仔猫が、バスケットからミャーミャー言いながらチョコチョコ歩いて出てきました。
その中の1匹が私の膝に上ってきて落ち着きました。それが1匹目の猫、おしゃれとかじゃなく和風の元気な男子っぽい名前がいいと『金太郎』と名付けた彼との出会いでした。