橋下徹氏 自民裏金問題、岸田首相に「トップが何も責任を負わないなんて160億円を受ける資格がない」
2024年04月07日 12:45
芸能
安倍派「5人組」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、同1051万円)、萩生田光一前政調会長(衆院東京24区、同2728万円)は党役職停止1年とした。二階派幹部では、事務総長経験者で不記載が1千万円以上の林幹雄元経産相(衆院千葉10区、同1608万円)、平沢勝栄両氏(衆院東京17区、同1817万円)が党役職停止1年の処分となった。岸田文雄首相と二階派領袖の二階俊博元幹事長(衆院和歌山3区、同3526万円)は処分対象に含まなかった。
フジテレビ解説委員の松山俊行氏から「岸田総理自身が責任を取るべきなんじゃないかという声が自民党の中にもあったようなんですけれども、このあたりはどうですか?」と聞かれ、橋下氏は、「当然だと思いますよ。民間企業で組織がこれだけの不祥事を起こして、トップがやめないなんて民間企業はありますかね。もし岸田さんが責任を取らないということになれば、今後の日本において民間企業が不祥事を犯した時に行政として指導できないですよ。僕は岸田さんが責任何もなしなんていうのは信じられない」と指摘。
そして、「自民党の議論の中で、岸田さんも“自分の派閥じゃないから”とか言うんですけど、派閥って自分党の内部のグループの話」と言い、「自民党って160億円の政党交付金が出る。160億円、しかも税金を払わないお金が160億円そのままいく、その組織においてこのような不祥事が起きた時にトップが責任を取らない。僕は、もう総裁をやめるべきだと思いますけれども、トップが何も責任を負わないなんて160億円を受ける資格がないと思います」と自身の見解を述べた。