「笑点」新メンバー立川晴の輔 大喜利でいきなり談志ネタぶっこむ「『笑点』でも上納金は…」

2024年04月07日 18:12

芸能

「笑点」新メンバー立川晴の輔 大喜利でいきなり談志ネタぶっこむ「『笑点』でも上納金は…」
「笑点」新メンバーの立川晴の輔 Photo By 提供写真
 落語家の立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ、51)が、7日放送の日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜後5・30)の大喜利新メンバーとして初出演し、一門を立ち上げた立川談志のネタをぶっこむ一幕があった。
 3月31日の放送で勇退した林家木久扇に導かれて登場した晴の輔。自分で書いたという巨大ボードで自身のプロフィルを紹介した。司会の春風亭昇太からは、「志の輔の話になるとほっぺがこわばる」と、師匠ネタでいきなりいじられたが、「朗らかな一門でございます」とかわした。しかし、昇太から「師弟関係はラフな感じ?」と問われると、「師弟関係にラフってあるんですか?」と真顔で答えた。それでも「師匠に憧れて、師匠になりたくて入りました」と師匠への思いを明かしていた。

 大喜利では、「光GENJI」の代表曲「パラダイス銀河」の歌詞「ようこそここへ」につながる一言で、笑いを取るお題に。晴の輔は「優しく迎えていただき、ありがとうございます」と感謝の一言を口にした。続けて「ところで、『笑点』の初代司会者は立川談志ですよね?ということは、『笑点』でも上納金は必要なんですか?」。落語立川流は弟子に上納金を課すシステムを採用。これにかけたネタだった。

 昇太からは「談志師匠の時は上納金が必要だったんですよね」とフォローを受けると、晴の輔は「うちの師匠(立川志の輔)は上納金は取ってないですからね?うちの師匠は」と慌てて釈明。「朗らかな一門です」と付け加え、笑いを取っていた。

 落語立川流のレギュラーメンバーは、初代司会者・立川談志以来さん以来55年ぶり。大喜利回答者のレギュラーに加わるのは史上初となる。晴の輔がレギュラーメンバーになったことで、「笑点」メンバーは、東京・江戸落語界に分かれている4団体、落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、五代目円楽一門会(円楽党)すべての落語家がそろう「笑点」史上初めてのメンバー構成となった。

 晴の輔は兵庫県生まれ。東京農業大学在学中に落語研究会に所属し、卒業後の97年に立川志の輔に入門。「立川志の吉」を拝名する。03年に二ツ目に昇進し、08年には東西若手落語家コンペティショングランドチャンピオンになった。13年に真打に昇進。「志の吉」から「晴の輔」へ改名した。

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