【叡王戦】藤井叡王「駒は取られる瞬間が最も働く」を実践 金取り、飛車取りに4連打…互角の中盤戦

2024年04月07日 17:26

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【叡王戦】藤井叡王「駒は取られる瞬間が最も働く」を実践 金取り、飛車取りに4連打…互角の中盤戦
叡王戦第1局に臨む藤井聡太叡王(日本将棋連盟提供) Photo By 提供写真
 藤井聡太叡王(21)=王将を含む8冠=に伊藤匠七段(21)が挑む第9期叡王戦5番勝負第1局は7日、名古屋市の料亭「か茂免」で始まり、戦型は角換わり腰掛け銀へ進んだ。昼食休憩後、盤面中央の天王山を挟んでお互いの銀が向き合うと、手番の藤井が長考に入った。
 ここまで最長の71分余りの考慮で手裏剣の歩を伊藤陣へ放つ。すると、伊藤も同じく手裏剣の歩を藤井陣に放って攻勢を強め合った。

 81手目、藤井が本来守り駒の左銀を天王山へ進出。伊藤からその頭に歩を打たれて銀取りとされるも「駒は取られる瞬間が最も働く」の将棋用語を実践する。

 金取りに歩を打ち、飛車取りに歩を打ち、さらに金取りに角を打った後、再度飛車取りに歩を打った。

 伊藤陣を乱し、指し手は90手台へ突入した。形勢はほぼ互角のまま長い中盤戦が続いている。

 藤井の午後のおやつはペコちゃんのほっぺ(ミルキークリーム)とアップルジュース、伊藤は鹿児島県産一番抹茶を使用したプレミアム濃い抹茶のケーキとアイスティー。

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