「笑点」新メンバーは立川晴の輔 志の輔との師弟愛語る「師匠に憧れて、師匠になりたくて」

2024年04月07日 17:49

芸能

「笑点」新メンバーは立川晴の輔 志の輔との師弟愛語る「師匠に憧れて、師匠になりたくて」
「笑点」新メンバーの立川晴の輔 Photo By 提供写真
 日本テレビの人気番組「笑点」(日曜後5・30)が7日放送され、新メンバーに落語家の立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ、51)が加入することが発表された。3月いっぱいで卒業した落語家の林家木久扇(86)の後任。新メンバーが加わるのは昨年2月の春風亭一之輔(46)以来となる。
 番組冒頭から新メンバーの登場を心待ちにしているメンバーたちがあいさつ。司会の春風亭昇太が「それでは早速、新メンバーの方に登場していただきましょう!お願いします!」と声をかけると、なんと出てきたのは先週卒業した木久扇。木久扇の「どうも新メンバーの木久扇です!」の言葉に、メンバー全員がツッコんだ。自分から新メンバーを紹介したいという木久扇は晴の輔を連れてきた。

 晴の輔は、落語立川流立川志の輔一門の落語家。BS日テレ「笑点 特大号」の若手大喜利コーナーで活躍しており、2019年9月15日に療養中の三遊亭円楽さんの代演として「笑点」の大喜利に出演。50年ぶりの落語立川流の「笑点」出演となった。晴の輔は「私は落語立川流という暗黒集団からやって参りました。ブラックな一門と言われていますので、腹黒の席はぴったりだと思います」と円楽さんの腹黒キャラかけてあいさつした。

 晴の輔は、自分で書いたという巨大ボードで自身のプロフィルを紹介した。司会の春風亭昇太からは、「志の輔の話になるとほっぺがこわばる」といきなりいじられたが、「朗らかな一門でございます」とかわした。しかし、昇太から「師弟関係はラフな感じ?」と問われると、「師弟関係にラフってあるんですか?」と真顔で答えた。それでも「師匠に憧れて、師匠になりたくて入りました」と師匠への思いを明かしていた。

 落語立川流のレギュラーメンバーは、初代司会者・立川談志さん以来55年ぶり。大喜利回答者のレギュラーに加わるのは史上初となる。晴の輔がレギュラーメンバーになったことで、「笑点」メンバーは、東京・江戸落語界に分かれている4団体、落語協会、落語芸術協会、落語立川流(立川流)、五代目円楽一門会(円楽党)すべての落語家がそろう「笑点」史上初めてのメンバー構成となった。

 晴の輔は兵庫県生まれ。東京農業大学在学中に落語研究会に所属し、卒業後の97年に立川志の輔に入門。「立川志の吉」を拝名する。03年に二ツ目に昇進し、08年には東西若手落語家コンペティショングランドチャンピオンになった。13年に真打に昇進。「志の吉」から「晴の輔」へ改名した。

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