音楽ユニット「ツユ」 殺人未遂容疑メンバーは不起訴処分で釈放 交際相手と「現在も一緒に住んでいます」

2024年10月02日 22:43

芸能

音楽ユニット「ツユ」 殺人未遂容疑メンバーは不起訴処分で釈放 交際相手と「現在も一緒に住んでいます」
ツユの公式X@TUYU_officialから
 音楽ユニット「ツユ」が2日に公式X(旧ツイッター)を更新。今年5月に殺人未遂の疑いで逮捕されたメンバーでギタリストの「ぷす」こと矢野麻也氏が8月30日付で不起訴処分となり釈放されていることを報告した。
 「ツユ」を巡っては、矢野氏が5月31日、殺人未遂の疑いで逮捕された。東京都中野区野方のマンションの一室で10代少女の胸を刺し、重傷を負わせた事件で、「彼女を刺し殺して、自分も自殺しようと思った」と容疑を認めていた。

 「ツユ」はこの日、公式Xで「ぷす/矢野麻也」と名前が記された文書の画像を投稿。「今までツユを応援してくださった皆様・関係者の皆様へ」と題して「私が5月31日に緊急逮捕された事で大変なご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ありませんでした」と謝罪から記した。

 続けて「現在は、8月30日付で『殺人未遂』被疑事件について不起訴処分となり、釈放されています」と現状を伝えた。また、逮捕後の状況について「留置場での拘留だけでなく、2ヶ月(+α)の鑑定留置入院(精神病院への強制入院)されていたので釈放された頃には既に3ヶ月が経過しており、事件の事も殆ど風化していた為半ば強制的な方法で再度ツユを話題に上げてしまい誠に申し訳ありません」と伝えた。

 また「この事件に関しては当事者以外に第三者も関わっており、そこでの出来事がきっかけで経験した事のない体調不良(特発性ジストニア、急性一過性精神病性障害)を発症してしまい自発的に通院しても全く収まらず(1日の中で波がある)極度の幻聴・被害妄想によって一番身近に居た交際相手に、私に対して何かしらの攻撃を仕掛けて来た(体調不良の根本原因等)と思い込んでしまい執拗に問い詰めた結果、求めていた回答が得られない中で当時の精神状態では心中しか考えられず当該事件に発展しました。(刺してしまった直後、自分の胸に包丁を押し付けた所で自我が回復して直ぐに119番通報しています。)」と事件について振り返った。

 「物理的かつ突発的な症状であった為、精神病院での検査で脳に異常等は見受けられませんでした(ADHD認定のみ)」とし、不起訴処分となったことについては「事件が不起訴になった理由については、第三者が直接関与している状況証拠や、それによって事件当時の精神状態が鑑定の結果『心神喪失』であった事、交際相手本人の裁判拒否申し立て等によって検察・精神科院長、両名の判断で不起訴処分となりました」と明かした。

 さらに「交際相手は無事で、現在も一緒に住んでいますし諸々の責任を取る所存です」と明かし、「『ツユ』については皆様がご存知の通り、近しい関係者からは被疑事件の初期段階で既に絶縁表明されており、一部は民事裁判にも発展しそうな状況で有る為、壊滅状態であることには変わりません」としている。

 そして「私個人としては、残りの人生を持て余していても仕方がないので趣味で音楽活動は続けます」とし「逮捕前にツユ名義で作っていた楽曲も実際に存在しています。今後の判断は皆様次第なので、それについて私から何か申し上げる事はありませんが、改めて、この度はご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉で締めた。

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