【ダルビッシュと一問一答】今季初登板、粘投5回1失点「全体的にWBCの時に比べて全然良かった」

2023年04月05日 09:17

野球

【ダルビッシュと一問一答】今季初登板、粘投5回1失点「全体的にWBCの時に比べて全然良かった」 — 今季初登板のダルビッシュ（AP） Photo By ＡＰ

【ナ・リーグパドレス6－8ダイヤモンドバックス（ 2023年4月4日ペトコ・パーク）】パドレスのダルビッシュ有投手（36）が4日（日本時間5日）、本拠地ペトコ・パークでのダイヤモンドバックス戦に今季初登板初先発。5回1失点で勝利投手の権利を得て降板したが、救援陣がリードを守れず逆転負け。白星は手にできなかった。試合後のダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

　――全体の感触は。
　「初回、久しぶりに真っすぐをいい感じで投げられていて、曲がり球も大きく、変化的にも良かったんですけど、際どいところ、結構手を出してこなかったので、それでちよっとカウントを悪くしたのもありましたけど、全体的にWBCの時に比べて全然良かったと思います」

　――例年との違いは。
　「調整の仕方はすごく難しいというのはありましたけど、今日投げている球のムーブメントだとか見たら、自分の中ではすごく良かったと思うので、これから先、また楽しみになりました」

　――風や気温の影響は。
　「風がちょっと強かったですね。スライダー系もすごく曲がっている時もありましたし、曲がりすぎるというか、そういうのが結構あったので、後から出てくる投手はアジャストする時間が短いから難しかったのかなと思います」

　――チェンジアップの手応えは。
　「前回のマイナーリーグとの試合で、すごくいい感覚をつかんで変化的にも僕が求めているものだったので、今日は最初そこまで使ってなかつたですけど、これから先、左打者が曲がり球を振らない時はチェンジアップをどんどん投げてもいいなと思いました」

　――WBC後の状態は上向いているか。
　「そうですね。今日に関しては、メカニクス的にも僕の中では。WBCの時に投げてる94～95とはまた違う指の感覚があったので、僕としてはすごく良かったと思います」