ヤクルト・高橋 今季初先発は5回無失点で降板 ダルビッシュ直伝“縦スライダー”も披露

2023年04月05日 20:07

野球

ヤクルト・高橋 今季初先発は5回無失点で降板 ダルビッシュ直伝“縦スライダー”も披露
<中・ヤ>力投する先発の高橋(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2023年4月5日    バンテリンD )】 ヤクルトの高橋奎二投手(25)が4日、中日戦(バンテリンD)に今季初登板初先発し、5回4安打無失点と好投。勝利投手の権利を手にして降板した。
 高橋は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンメンバーとして選出され、1次ラウンドのオースラリア戦では5回から2番手として念願の初登板を飾り、150キロ超の直球を軸に2回を1安打無失点と好投。この1試合のみの登板だったものの09年第2回大会以来14年ぶりの優勝に貢献し「最高の時間過ごせたし、世界一のメンバーになれたことが本当にうれしい」と喜んだ。

 帰国後初実戦だった3月29日のイースタン・リーグ西武戦では4回1失点と好投。中6日となるこの試合の先発に向けては「楽しみです」と意気込み。侍ジャパンでダルビッシュから教わったスライダーに関しては「徐々に自分のものになってきている。試合でしっかり投げられれば」と話していた。

 この日は初回からその新球“縦スライダー”を織り交ぜながら5回無失点の好投。2回はビシエドに二塁打を浴び、1死二塁から高橋周の大きな当たりを右翼・内山の華麗なダイビングキャッチによって救われるなど無失点で切り抜けた。さらに3回には2死二塁から大島に左前打を浴びるが、今度は左翼・青木の素早い返球から見事な中継プレーによって二走の柳が本塁でタッチアウト。味方の好守に“援護”されスコアボードにゼロを並べた。

 高橋は5回68球、打者19人に対し被安打4、奪三振4、与四球2の無失点という内容で降板。4―0のリードで今季初勝利の権利を手にし、リリーフ陣へ託すことになった。

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