DeNAやっと勝った!開幕5戦目、TJ手術の平良が888日ぶり復活白星&宮崎弾 未勝利は広島だけに

2023年04月05日 21:12

野球

DeNAやっと勝った!開幕5戦目、TJ手術の平良が888日ぶり復活白星&宮崎弾 未勝利は広島だけに
<D・巨>6回、ソロ本塁打の宮崎(右)を出迎える三浦監督(中央)(撮影・西川 祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA2―0巨人 ( 2023年4月5日    横浜 )】 開幕4連敗中のDeNAは5日、本拠地(横浜)で巨人と対戦し今季初勝利を挙げた。打っては宮崎敏郎内野手(34)が先制打と2号ソロの活躍、投げては2021年にトミー・ジョン手術を受けた平良拳太郎投手(27)が6回を毎回の7三振を奪う無失点の快投。平良の勝利は2020年10月29日の巨人戦以来888日ぶり、プロ通算16勝目となった。
 初勝利へ「ハマスタ」に歓声がとどろいた。0―0で迎えた3回、先頭の佐野が2打席連続安打で出塁。ドラフト3位ルーキー林が犠打で送ると、3番・宮崎がメンデスが投じた2球目130キロのチェンジアップを完璧に捉えた。打球は中堅フェンスに直撃し、二走・佐野は悠々と先制のホームイン。宮崎は二塁ベース上でベンチの声に軽く右手を上げ応えた。

 6回には力投する平良に貴重な追加点をプレゼントした。先頭で打席に立った宮崎は、巨人先発左腕のメンデスが投じた3球目の123キロスライダーを強振。打球は一直線で左翼席に飛び込んだ。開幕2戦目の阪神戦以来となる今季2号に白い歯がこぼれた。

 投げては2021年にトミー・ジョン手術を受けた平良拳太郎が古巣相手に快投を見せた。昨年は登板なしに終わり、2021年4月8日以来2年ぶりとなる1軍マウンドで初回から力強く腕を振った。初回は吉川に四球を与えたが無失点。2回は6番・大城に右前打を打たれ、不振の坂本に代わり「8番・遊撃」でプロ初スタメンとなった門脇には三塁線を破られプロ初安打を献上したものの得点は許さなかった。3回には初めて3者凡退に斬る力投。4、5回も3者凡退に仕留め、6回までで毎回の7奪三振を奪い得点を与えず、2020年10月29日の巨人戦以来888日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。

 7回には代わった入江が先頭の大城、ブリンソンに連打を浴びピンチを招くも、続く門脇を左飛、代打・長野を三振に斬って取ると雄叫びを上げガッツポーズ。2死一、二塁で迎えた1番・梶谷も三振に仕留め無失点で切り抜けた。8回は伊勢、9回は守護神・山崎が抑え、チームは本拠地ハマスタの大声援にも背中を押され、待望の今季初勝利を飾った。

 開幕5戦目で11球団目の2023年1勝。これで今季未勝利球団は広島だけとなった。この日、広島はマツダでの阪神戦が雨天中止となった。

 ▼宮崎 スライダーをうまく回転して捉えることができました。出塁する意識が最高の結果につながりうれしいです。

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