ソフトバンク藤本監督がチームに合流 3日に他界した父・嘉憲さんに「いい報告ができるように」

2023年04月05日 16:45

野球

ソフトバンク藤本監督がチームに合流 3日に他界した父・嘉憲さんに「いい報告ができるように」
<オ・ソ>メンバー表交換する藤本監督(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 父・嘉憲(よしのり)さんに逝去に伴いチームを離れていたソフトバンクの藤本博史監督(59)が5日、オリックス戦が行われる京セラドームでチームに合流した。
 嘉憲さんは3日に大阪府内で急性呼吸不全のために死去。84歳だった。福岡から大阪へ移動する新幹線で訃報を受けたという藤本監督は「急やったんよね。病気はしとったけど、頭はしっかりしとったしね。野球が大好きやったからずっと見ててくれて(開幕)3連勝で喜んでくれていた。電車の中で急に電話がかかってきて、びっくりしました」と話した。

 4日は通夜に参列したためオリックス戦を欠場して、森ヘッドコーチが監督代行を務めた。この日、グラウンドに現れると「昨日はすいませんでした。今日からまたよろしくお願いします」とコーチや選手にあいさつ。自身が不在だった試合の様子はチェックしていたそうで「みんなで勝ってくれて本当にありがたかった。連勝中に休むのが一番嫌やったからね」と選手らに感謝した。

 この日は葬儀に参列し、納骨に立ち会ってから球場入り。「オヤジにいい報告ができるようにね。オヤジだけじゃなくて、門田(博光)さんも亡くなられたし、関わってくれた人たちに、いい報告ができるように頑張るだけ」と話し、「秋にいい報告ができれば最高ですね」と言って試合前練習へと向かった。

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