大谷翔平 今季5度目のサイクル王手!あと三塁打 右中間二塁打、両リーグトップ独走25号ソロに続き

2023年06月24日 11:24

野球

大谷翔平 今季5度目のサイクル王手!あと三塁打 右中間二塁打、両リーグトップ独走25号ソロに続き
<ロッキーズ・エンゼルス>5回、大谷は右中間へ日米通算200号となるソロを放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルスーロッキーズ ( 2023年6月23日    デンバー )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は23日(日本時間24日)、敵地でのロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席でこの日3本目となる右前打を放ち、今季5度目のサイクル安打に王手をかけた。
 相手先発は左腕・フリーランド。公式戦では初対戦だが、3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦で対戦。2打数無安打に抑えられていた。初回の第1打席ではチェンジアップを強振。打球速度115・5マイル(約185・8キロ)の弾丸二塁打で、ダイブした右翼手の横を破る痛烈な一打を放ち、自身が持つ球団記録を更新するロードゲーム10試合連続長打となった。第2打席は中飛だった。第3打席では日米通算200号、今季両リーグトップ独走となる25号の勝ち越しソロを放った。

 前節のドジャース2連戦では無安打に終わり、連続試合安打も15試合でストップしていた。

 この試合が行われたクアーズ・フィールドは打者の天国と呼ばれる。標高1600メートルに位置し、空気抵抗が少ないため、ボールが他球場より飛ぶことで知られる。大谷は同球場での公式戦成績は過去6打数1安打0本塁打、打率・167だが、21年の球宴でホームランダービーに出場した際にはアッパーデッキへ150メートル級の特大弾を放った。

 大谷がサイクル安打を達成したのは19年6月13日、敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ戦。「3番・DH」で出場し、初回に左中間3ラン、3回に左中間二塁打、5回に右翼線三塁打、7回に中前打の4打数4安打で決めた。日本選手の野手通算8725試合目で初めての達成だった。

 ▽今季の大谷のサイクル安打王手 4月27日のアスレチックス戦に投打同時出場し、6回5失点で4勝目。打っては今季初3安打で本塁打を残した8回は特大の中飛。同じく投打同時出場した5月15日のオリオールズ戦は7回5失点で5勝目。打席では決勝9号3ランを含む自身初の登板時4安打を放ち、投手で59年ぶり5出塁。二塁打を残した9回は左前打。ともに達成すれば先発投手では史上初の快挙だった。6月3日、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発した際はあと本塁打で自身2度目のサイクル安打に迫る5打数4安打2打点をマークした。さらに9日の本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発。3試合ぶりの17号2ランを放つなど、あと三塁打でサイクル安打に迫った。

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