ロンドンシリーズはカブスが大勝 鈴木誠也は守備で貢献 ヌートバーは1安打

2023年06月25日 04:44

野球

ロンドンシリーズはカブスが大勝 鈴木誠也は守備で貢献 ヌートバーは1安打
試合前、ファンにサインをするカブス・鈴木誠也 (AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス9-1カージナルス ( 2023年6月24日    ロンドン )】 MLBのロンドンシリーズが19年以来、4年ぶりに英国ロンドンのロンドンスタジアムで観衆5万4662人を集めて行われ、カブスとカージナルスが対戦。カブスの鈴木誠也外野手(28)が「3番・右翼」で先発出場。三ゴロ、右直、三ゴロ野選(打点1)、三ゴロ、右飛の5打数無安打に終わった。チームは四番ハップの連発を含む14安打で9-1と大勝した。カブスはここ10試合で9勝と絶好調をキープしている。
 鈴木は前回出場の21日(同22日)、「2番・右翼」で出場し、3回1死三塁の場面で中犠飛による打点をマーク。初回に右前打、9回には左前打も放ってマルチ安打も決めた。ロンドンの地については「映画も全部見たし、本も読んだ」という英国発の「ハリー・ポッター」の大ファンであることを明かし、遠征を楽しみにしていた。ただ、「時差を感じるので、しっかりとコンディションを整えて臨みたい」とも話していた。打撃での貢献は少なかったが、8回にアレナドの右飛を好捕するなど守備で奮闘した。

 一方、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)は「7番・左翼」で先発出場。7回の第3打席で右前打を放った。第1打席は二ゴロ、第2打席は三直、第4打席は中飛だった。打席に入る時には「ヌーーー」の歓声も聞こえた。

 ヌートバーにとって初めての欧州。腰部打撲で負傷者リスト入りしていたが、6月19日(同20日)のナショナルズ戦で17試合ぶりにメジャー復帰した。同日は4打数無安打。20日(同21日)は途中出場から2打数無安打だった。前回出場の21日(同22日)はナショナルズ戦に「3番左翼」で出場し、4打数2安打とマルチ安打をマーク。1回の第1打席で、腰の打撲から復帰後初安打となる二塁打。7回には右前打。チームは完封負けを喫したが、ヌートバーにとっては手応えを感じる一戦だった。

 なお、来年は6月8、9日の2日間、メッツとフィリーズがロンドンで対戦することがMLBから発表されている。

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