DeNA東 無四球完封に「ゾーン内で勝負できた」 与四球率は脅威の0.65に

2023年06月24日 17:15

野球

DeNA東 無四球完封に「ゾーン内で勝負できた」 与四球率は脅威の0.65に
<D・神>9回、渡辺諒を併殺に打ち取り吠える東(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA2―0阪神 ( 2023年6月24日    横浜 )】 セ・リーグ2位のDeNAは24日、リーグ首位の阪神と横浜スタジアムで対戦。先発の東克樹投手(27)が9回5安打無失点の快投、今季2度目の完封勝利で7勝目を挙げた。チームは阪神との首位攻防戦に連勝、貯金を今季最多の11とし、ゲーム差を0.5ゲームとした。
 得点圏に走者を置いたのは2回の1度だけだった。その2回は先頭の大山、続くミエセスに連打されて無死一、二塁。しかし、後続の森下、梅野をいずれも右飛に打ち取り、木浪は外角低めのスライダーで二ゴロに仕留めた。9回に先頭の中野に三塁内野安打で出塁を許したが、続く渡辺諒を遊ゴロ併殺に抑えた。116球で9三振を奪った。阪神打線につけ入る隙を与えなかった。

 お立ち台で東は「とりあえずホッとしています。試合前から僕自身が勝手に緊張して、(横浜スタジアムでの)デーゲームがまだ負けなしとか、対阪神何連勝とか、勝手に自分で自分を追い込みすぎていた。そこはキャッチャーの祐大が堂々とリードしてくれたので、僕は本当に今日のヒーローは祐大でも良かったんじゃないかと思います」と話した。横浜スタジアムでは、昨年6月28日から阪神戦12連勝となった。さらに横浜スタジアムのデーゲームでは今季1分けをはさんで11連勝となった。

 この試合も無四球で今季は69回2/3を投げて与四球はわずかに5。1試合あたりの四球を示す与四球率(BB/9)は、脅威の0.65だ。抜群の制球力が安定した投球を支えている。「9回を任せたぞと(三浦)監督から言われたので、絶対ゼロで完封したかった。しっかりとゾーン内で勝負できていたということと、フォアボールのランナーを出さずに試合を進めることができたのが良かった」と語り、大きな声援を受けていた。

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