DeNA東が5安打完封で7勝目 首位阪神に連勝、0.5ゲーム差に 昼のハマスタ11連勝の不敗神話継続

2023年06月24日 16:36

野球

DeNA東が5安打完封で7勝目 首位阪神に連勝、0.5ゲーム差に 昼のハマスタ11連勝の不敗神話継続
<D・神>7回2死一塁、梅野を右飛に打ち取り、ガッツポーズの東(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA2―0阪神 ( 2023年6月24日    横浜 )】 セ・リーグ2位のDeNAは24日、リーグ首位の阪神と横浜スタジアムで対戦。先発の東克樹投手(27)が9回5安打無失点の快投、今季2度目の完封勝利で7勝目を挙げた。チームは阪神との首位攻防戦に連勝、貯金を今季最多の11とし、ゲーム差を0.5ゲームとした。
 得点圏に走者を置いたのは2回の1度だけだった。その2回は先頭の大山、続くミエセスに連打されて無死一、二塁。しかし、後続の森下、梅野をいずれも右飛に打ち取り、木浪は外角低めのスライダーで二ゴロに仕留めた。9回に先頭の中野に三塁内野安打で出塁を許したが、続く渡辺諒を遊ゴロ併殺に抑えた。116球で9三振を奪った。阪神打線につけ入る隙を与えなかった。

 今季10試合目の先発で無四球で投げ切った。今季は69回2/3を投げて与四球はわずかに5。1試合あたりの四球を示す与四球率(BB/9)は、脅威の0.65だ。抜群の制球力が安定した投球を支えている。

 打線も初回に佐野の中前打で先制。阪神先発の伊藤将の前になかなか追加点を奪えなかったが、6回1死三塁から4番の牧が中越え二塁打を放った。数少ないチャンスを着実にものにして東を援護した。

 交流戦初優勝の勢いのままに阪神3連戦に連勝。横浜スタジアムでは、昨年6月28日から阪神戦12連勝となった。さらに横浜スタジアムのデーゲームでは今季1分けをはさんで11連勝となった。ゲーム差は最大6.5差から、0.5差まで詰め寄った。25日の同戦も勝てば、5月13日以来の首位(その時は阪神と同率首位。単独首位は5月12日以来)に立つ。先発は3連勝中のバウアー。期待は大きく膨らむ。

 ▼東 とりあえずホッとしています。試合前から僕自身が勝手に緊張して、(横浜スタジアムでの)デーゲームがまだ負けなしとか、対阪神何連勝とか、勝手に自分で自分を追い込みすぎていた。そこはキャッチャーの祐大が堂々とリードしてくれたので、僕は本当に今日のヒーローは祐大でも良かったんじゃないかと思います。9回を任せたぞと(三浦)監督から言われたので、絶対ゼロで完封したかった。しっかりとゾーン内で勝負できていたということと、フォアボールのランナーを出さずに試合を進めることができたのが良かった。僕にとってこの1勝というのはすごく大きな1勝だと思いますので、これからもしっかりと調整して次の登板に備えたいと思います。状態自体は悪くないので、1日1日を大切にして、チーム自体がいい流れなので、それに乗っていくだけ。あとはキャッチャーの祐大に任せて頑張りたいと思います。

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