文星芸大付16年ぶり夏切符! 黒崎が名誉挽回サヨナラ弾 今春選抜出場の作新学院、猛追も2季連続ならず

2023年07月25日 12:40

野球

文星芸大付16年ぶり夏切符! 黒崎が名誉挽回サヨナラ弾 今春選抜出場の作新学院、猛追も2季連続ならず
<栃木大会決勝 文星芸大付・作新学院>文星芸大付・黒崎のサヨナラ本塁打で喜ぶ文星芸大付ナイン(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 栃木大会・決勝   文星芸大付6-5作新学院 ( 2023年7月25日    栃木県総合運動公園 )】 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)栃木大会は25日、栃木県総合運動公園野球場で決勝が行われ、文星芸大付が6-5で作新学院を下し、07年以来16年ぶり11度目の甲子園出場を決めた。
 初回から3回まで着実に得点して4点を先行。8回にも1点を加えた。投げてはエース左腕・渋谷、右腕・堀江が継投した。9回の守備では2死から、三振でゲームセットを確信した捕手・黒崎がガッツポーズして投手に駆け寄ろうとしたが、ボール判定という一幕も。直後に同点に追いつかれた。

 それでも9回裏、先ほど早まってしまった黒崎が名誉挽回のサヨナラ本塁打で試合を決めた。社会人野球の三菱ふそう川崎でプレーし、日本代表経験もある高根沢力監督は感極まって涙を流した。

 宇都宮学園時代は春夏10度の甲子園出場を誇り、03年に現校名に改称。佐藤祥万(元DeNAなど)らを擁し、06、07年に2年連続で夏の甲子園に出場した。新チームは昨秋県大会準々決勝で作新学院に敗退。今春県大会決勝でも作新学院に敗れ、「3度目の正直」で作新の壁を破った。

 今春選抜出場の作新学院は2季連続、夏は2年ぶり17度目の甲子園出場を目指した。6回に1点を返し、9回には沢田の適時二塁打で1点を加点。さらに斎藤の左前2点適時打で1点差とし、2死から磯の中前適時打で同点に追いついたが、まさかの幕切れとなった。昨夏の栃木大会準決勝・国学院栃木戦でも延長10回にサヨナラ本塁打を浴びて敗れ、11連覇を阻止されていた。

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