巨人・菅野 大山に痛恨の逆転2ラン被弾、6回途中に無念の降板 プロ最短1/3回6失点KOから中7日

2023年07月25日 20:17

野球

巨人・菅野 大山に痛恨の逆転2ラン被弾、6回途中に無念の降板 プロ最短1/3回6失点KOから中7日
<神・巨>6回1死一塁、大山(奥)に逆転の2点本塁打を浴びる菅野(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年7月25日    甲子園 )】 巨人の菅野智之投手(33)が阪神戦(甲子園)で後半戦初登板。勝利投手の権利を持って迎えた6回、大山に痛恨の逆転2ランを浴びて6回途中5安打3失点で降板し、つかみかけていた今季3勝目を逃した。
 前回登板した17日のヤクルト戦(神宮)では初回1死しか取れず、わずか17球で2本塁打を含む6安打を浴びて6失点KO。1/3回での降板はプロ11年目にして自己最短となった。

 降板後の試合は壮絶な乱打戦。菅野の黒星は打線が消したが、最後はイニングまたぎとなった中川が延長10回にサヨナラ打され、チームは10―11で敗れていた。

 屈辱的なKO劇から中7日となったこの日のマウンド。だが、1番・近本に24打席ぶり安打となる中前打を許すと、犠打で1死二塁。2死後、4番・大山に四球を与えて2死一、二塁としてから5番・佐藤輝に初球の内角高めカットボールを右翼線二塁打とされて先制を許した。

 下位打線となった2回は3者凡退に仕留め、3回は一、二塁間を抜かれた中野の二盗失敗で結果的に3人で打ち取った菅野。4回には主砲・岡本和に11試合48打席ぶり一発となる21号が飛び出して1―1の同点となった。

 5回には20歳の若き3番・秋広の適時二塁打で2―1と勝ち越し。菅野は5回を3安打1失点で投げ切り、勝利投手の権利を得た。

 だが、2―1のまま迎えた6回だった。1死から3番・森下に一、二塁間を破られると、続く大山にはカウント2―2からの6球目フォークボールを完璧に捉えられ、左翼スタンドへの逆転2ラン被弾となった。

 ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て投手交代を告げている。

 菅野の投球内容は5回1/3で打者22人に対して98球を投げ、5安打3失点。1三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は150キロだった。

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