最速152キロ左腕・享栄の東松快征は2回途中7失点で終戦「情けない投球」号泣も「プロに行きたい」

2023年07月25日 15:24

野球

最速152キロ左腕・享栄の東松快征は2回途中7失点で終戦「情けない投球」号泣も「プロに行きたい」
<高校野球愛知大会 享栄・愛工大名電>愛工大名電に敗れ、涙する享栄・東松(右)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権愛知大会準々決勝   享栄0-10愛工大名電 ( 2023年7月25日    岡崎 )】 今秋ドラフト上位候補の最速152キロ左腕・享栄の東松快征の夏が終わった。2回途中7失点で降板し、チームも0-10の7回コールド負けで準々決勝敗退。試合後は涙が止まらず悔しさをにじませた。
 立ち上がり、内角寄りに立つ相手先頭打者に対し「ストライクゾーンが小さく見えた」と死球を与え「自分の投球が変わってしまった」とリズムを乱した。次打者をストレートの四球で歩かせるなど、7球目までボールと制球に苦しむと、初回だけで3つのバッテリーエラー。暴投で先制点を許すと、相手5、6番に連続適時打を浴び3点を失った。

 2回も立ち直ることができず2本の長打を含む4安打で4失点。1回2/3を6安打7失点でマウンドを降りた。

 打線も愛工大名電の投手陣を攻略できず最後の夏は7回コールド負けで幕を閉じ「初回がすべて。情けない投球で期待を裏切ってしまった」と号泣。進路については「プロに行きたいと思っている。何位になるか分からないし、指名漏れするかも分からないが選んでいただけるのであれば」とプロ志望届を提出する意向を明かした。

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