3番定着後は打率・314 阪神・森下がまたも見せた値千金打「大事な1点を取ることができて良かった」

2023年08月06日 05:15

野球

3番定着後は打率・314 阪神・森下がまたも見せた値千金打「大事な1点を取ることができて良かった」
<D・神> 7回に適時打を放った森下は攻撃を終えベンチに向かって笑顔を見せる(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神7-3DeNA ( 2023年8月5日    横浜 )】 阪神の勝利を決定づける1点を叩き出したのは、森下だった。
 「真っすぐ中心に変化球も速めの球が多いので、その変化球は前でさばくようなイメージで対しました」

 2点差に追い上げられた直後の7回2死一、二塁。剛腕エスコバー対策を脳裏でイメージしつつ、打席に入った。「インコースを攻めてこられていたので、意識を置いて準備していました」と配球にも気を配り、想定通りカウント1―1からの3球目、内寄り152キロ直球を中前へ。1日の中日戦以来4試合ぶりの適時打を放ち、「大事な1点を取ることができて良かった」と振り返った。

 初回1死一塁でも左前打。3試合連続安打、2試合連続マルチへ伸ばした。3番定着後の11試合は打率・314。「ヒットも続いたり、いい場面でも打てている。人任せではなく、自分が決めてやろうという思いで、これからもしっかり臨みたいと思います」。主役を演じるべく、虎視眈々(たんたん)と牙を研ぐ。

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