巨人43日ぶり3位浮上!岡本和が自身初3発で6年連続30号、中田翔平成生まれ初の300号 5発13点

2023年08月06日 21:13

野球

巨人43日ぶり3位浮上!岡本和が自身初3発で6年連続30号、中田翔平成生まれ初の300号 5発13点
<広・巨>8回、岡本和は3本目の本塁打を放ちナインと喜び合う (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人13―0広島 ( 2023年8月6日    マツダ )】 巨人が岡本和真内野手(27)の自身初となる28号2ラン、29号ソロ、30号ソロの1試合3発などで連敗を2で止めた。投げてはメンデスが6回無失点と力投を見せ3勝目。この日、DeNAが首位・阪神に敗れたため43日ぶりに3位に浮上した。
 岡本和は初回、左前打で出塁した坂本を一塁に置いて相手先発右腕・大瀬良から特大の左越え28号2ランを放ち先制。2回には長野が、4月26日阪神戦(甲子園)で巨人復帰後初アーチとなる1号代打3ランを放って以来102日ぶりとなる2号ソロで加点。さらに4回には再び岡本和が2打席連発、前夜から3打数連発となる29号ソロを放ちリードを広げた。

 投げては先発のメンデスが快投。6回まで84球を投げ散発の4安打無失点と安定感のある投球を見せ3勝目の権利を持って降板。7回は鈴木康が2番手で登板。8回は菊地、最後はビーディが完封リレーでリードを守り連敗を止めた。メンデスは7月23日DeNA戦(横浜)以来となる来日3勝目(3敗)を挙げた。

 打線は6回にはブリンソンが右翼フェンス直撃の適時二塁打、7回は押し出し四球で加点。さらに圧巻は8回だった。坂本の中堅フェンス直撃の適時二塁打に始まり、中田翔が代打で12号3ラン、平成生まれ初となる通算300号を故郷で決めると、極めつきは岡本和の自身初となる1試合3発目となる30号ソロで一挙5点を叩き出した。最終的にともに今季最多を更新する18安打13得点で快勝。負ければ再び5割に逆戻りだった鬼門・マツダで今季ようやく2勝目(7敗)を挙げ、6月24日以来となる3位に浮上した。

 岡本和は王貞治、松井秀喜というレジェンドOBに続く6年連続30号に到達。右打者では初の快挙。驚異の5戦8発と量産体制に突入し、キング争い独走をさらに加速させる異次元の活躍でチームを勝利に導いた。

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