クーリングタイム導入も…体調不良の選手相次ぐ 今大会から5回終了後に暑さ対策

2023年08月06日 05:30

野球

クーリングタイム導入も…体調不良の選手相次ぐ 今大会から5回終了後に暑さ対策
<上田西・土浦日大>5回、整備中にクーリングタイムが表示される甲子園球場(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦 ( 2023年8月6日    甲子園 )】 暑さ対策として今大会から5回終了後に選手が体を冷やし、水分を補給する10分間の「クーリングタイム」が導入された。ベンチ裏に冷風機を置くなどの対応が取られた。
 だが猛烈な暑さだった第1、第2試合では、担架で運ばれるなど、6回以降に体調不良を訴え交代する選手が相次いだ。聖光学院・小室は6回1死で、左のふくらはぎと太腿裏がけいれんして降板。「クーリングタイムの時に涼しい場所にいすぎたので、それがちょっと(良くなかった)」と振り返った。斎藤智也監督は「4人、脚がつった。涼しいところにいて(すぐに)灼熱(しゃくねつ)のマウンド。6回は怖かった」と話した。

 また大会本部によると熱中症の疑いで処置を受けた選手は土浦日大1人、上田西1人、共栄学園1人、聖光学院3人。救護室や病院への搬送はなかった。

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