開幕戦で歴史的シーン続々 4年ぶり土持ち帰り復活 ベンチ入り増枠で背番号19初登場 史上初TB

2023年08月06日 14:10

野球

開幕戦で歴史的シーン続々 4年ぶり土持ち帰り復活 ベンチ入り増枠で背番号19初登場 史上初TB
<上田西・土浦日大>初戦敗退し、甲子園の土を集める上田西ナイン(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園球場で開幕した。第1試合では、8年ぶり3回目出場の上田西(長野)が延長10回の激闘の末、5年ぶり5回目出場の土浦日大(茨城)に敗れて8年ぶり2回目の初戦突破はならなかった。
 新型コロナウイルス感染対策の制限が撤廃され、夏は4年ぶりに声出し応援を解禁。開会式はベンチ入りした全選手が参加した。昨夏開会式も当初は、全選手が参加予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため直前に各校の主将のみの参加へ変更となった。今春選抜でも声出し応援、開会式へのベンチ入り全選手参加が解禁されていた。

 さらに今夏からベンチ入り選手が18人から20人に増枠。各地方大会もベンチ入りは20人のため、選手を減らすことなく同じ戦力で戦うことが可能となった。開幕戦では早速、7回の守備から、上田西の中堅・黒岩大都に代わり、背番号19の西尾静流が出場。背番号19の選手が史上初めて甲子園でプレーした。

 また、開幕戦でのタイブレーク実施は春夏通じて史上初となった。

 甲子園の土の持ち帰りも解禁となり、敗れた上田西ナインは試合後ベンチ前で土をかき集め、袋に入れて持ち帰った。ネット上では「甲子園の土を持って帰ってるとこ見るといつもの夏が帰ってきたんだなって思う」「あれ見ると甲子園だな~ってなる」「甲子園の土持って帰れるようになったんだ 感慨深い」などと声が挙がった。

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