巨人・中田翔 特別な広島の「8・6」に通算300号「凄く縁を感じますし…個人的には詰まった一日」

2023年08月06日 22:12

野球

巨人・中田翔 特別な広島の「8・6」に通算300号「凄く縁を感じますし…個人的には詰まった一日」
<広・巨>8回、中田翔(中央)は通算300号本塁打を放ちナインの祝福をうける (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人13―0広島 ( 2023年8月6日    マツダ )】 巨人の中田翔内野手(34)が6日、広島戦(マツダ)の8回に代打で今季12号3ランを放ち、史上45人目、平成生まれ初となる通算300本塁打を達成した。
 7点リードの8回1死二、三塁で増田大に代わって打席に入った中田は、相手4番手右腕・河野佳が投じた4球目の高め直球を振り抜くと打球は左翼席に高々と舞い上がった。待ちに待った7月11日の広島戦(東京D)以来となる今季12号。史上45人目の大台到達となる通算300号を達成した。プロ初本塁打は、日本ハム時代の2010年7月10日に行われたロッテ戦(札幌D)で大嶺から。

 ピースナイターと銘打たれた故郷・広島にとって特別な「8・6」に平成生まれ初の大台に到達した中田翔は試合後「いろんな意味で凄く縁を感じますし、僕からしたら生まれ育った場所なので、その中で家族の前で打てたことはうれしかったし、広島ファンの方から拍手をいただいたり、個人的には詰まった一日だった。凄くうれしかった」と感慨深げに語った。

 中田翔との主なやりとりは以下の通り

 ――300号。広島で。

 「家族にも支えられてここにいるので、その家族の前で打てたのは個人的によかったかなと思います」

 ――どんなイメージで。

 「がむしゃらにというか、1打席勝負なので。初球からボール球ではあったんですけど、初球から悔いの残らないようにスイングしようと打席に立ちました」

 ――途中出場での気持ちの部分。

 「与えてもらった1打席でいかに自分の気持ちを出せるかを日々試行錯誤しながらいろいろやっているつもりではいます」

 ――取り組んでいること。

 「スタメンでの4打席と、代打で1試合1打席は、いろんな意味で全然違うので難しいですし、代打に慣れている方に話を聞いたりして打席には立ってますけど。やっぱ難しいですね」

 ――アドバイスは先輩方ですか。

 「そうですね。いっぱいいますね、中島さんも長野さんいますし、亀井さんもそうですけど、いろんな話をしてもらってます」

 ――今後どこを目指していきたい。

 「凄い先輩方がたくさんいるので少しでも近づけるようにやっていきたい」

 ――代打とスタメン出場の違いは

 「人それぞれ考え方違うので、代打だからこそ初球から積極的に行く人もいれば、初球を見ていく人もいるので、自分がどれに当てはまるかわからないですけど難しいです。普段の打席と雰囲気が違うし、初球のボール球を振ってしまった時の追い込まれ方が、うわって。全然違いますね。4打席あるうちの1打席目と、その日の1打席目では全然違いますね」

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