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広島・デビッドソン、2戦連発の先制V弾　11発中6発が巨人戦「いい雰囲気で野球をさせてもらっている」

2023年08月06日 05:03

野球

広島・デビッドソン、2戦連発の先制V弾　11発中6発が巨人戦「いい雰囲気で野球をさせてもらっている」
＜広・巨＞2回1死一塁、左越えに2点本塁打を放ったデビッドソンはゴマすりでナインに迎えられる　（撮影・奥　調） Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7－3巨人 （ 2023年8月5日    マツダ ）】 まるでVTRを見ているようだった。逆転サヨナラ勝ちした前夜と同じ2回1死一塁で、広島・デビッドソンが2試合連続の先制2ラン。追い込まれながら山崎伊の甘いフォークを振り抜くと、11号は左翼の3階コンコース奥へと消えた。
　「やっと自分に期待されているスイングができてきた。カープの方々も落ち着いてくれたんじゃないかな」

　巨人戦に強い。2戦連発は4月8、9日以来。山崎伊には6月25日にも先制2ランを見舞ったばかりで、11本塁打のうち6本がこのカードだ。「要因は分からない。ただジャイアンツとはいい雰囲気で野球をさせてもらっている」と笑った。

　前夜と違うのは、効果的に追加点を重ねたことだ。上本の二ゴロで3点目を挙げた3回は、なおも2死三塁で坂倉が左中間へ適時二塁打。「ヒットしか許されない場面で、追加点が取れたのはよかった」と汗を拭った。

　さらに1点を返された直後の6回2死三塁では「何とかっていう気持ちだった」小園がロペスの153キロを中前へ運んで突き放す。4試合ぶりの2桁12安打で7得点。新井監督は「マット（デビッドソン）の先制2ランですごくチームに元気をもらった」と称えた。

　これで1分けを挟んで3連勝。首位・阪神とは1・5ゲーム差のまま離されない。（江尾　卓也）

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