創成館・稙田監督「正直、私も欲しかった選手」 警戒するのは九州男児の星稜バッテリー

2023年08月06日 04:30

野球

創成館・稙田監督「正直、私も欲しかった選手」 警戒するのは九州男児の星稜バッテリー
<高校野球 開会式リハーサル>握手をかわす星陵・山下監督(左)と創成館・稙田監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会がきょう6日に開幕する。5日は甲子園で開会式のリハーサルが行われた。バックネット裏では初戦で対戦する監督同士が顔を合わせる「監督対談」が4年ぶりに復活した。
 5年ぶり出場の創成館(長崎)は大会5日目に夏22度目出場の伝統校、星稜(石川)と対戦する。創成館の稙田(わさだ)龍生監督は、警戒する選手に相手バッテリーを挙げた。最速149キロ右腕のエースの武内涼太(3年)は大分出身で、捕手の近藤真亜久(3年)は福岡出身と九州にゆかりがある。指揮官は「正直、私も欲しかった選手なので」と笑顔で裏話を明かし、「その2人をとにかくマークしたい」と、初戦を突破した15年以来となる夏2勝目へ意気込んだ。

 星稜の山下智将監督は今年4月から正式に就任し、父の智茂氏は松井秀喜氏らを指導したことで知られる。お互いの監督同士の印象を聞かれると、稙田監督は「お父さんと似ている」と笑顔で印象を語り、山下監督は「監督経験の差が出ないように。落ち着いてやらないといけない」と応じていた。 (杉浦 友樹)

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