仙台育英 背番号10・湯田が150キロマーク 2回まで1安打4K 打線も初回4点で援護 浦和学院戦

2023年08月06日 18:06

野球

仙台育英 背番号10・湯田が150キロマーク 2回まで1安打4K 打線も初回4点で援護 浦和学院戦
<仙台育英・浦和学院>仙台育英先発の湯田(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   仙台育英-浦和学院 ( 2023年8月6日    甲子園 )】 第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園球場で開幕した。第3試合では昨夏優勝校で2年連続30度目出場の仙台育英(宮城)は、2年ぶり15度目出場の浦和学院(埼玉)が対戦した。
 「150キロ超トリオ」の一角で最速153キロを誇る背番号10の右腕・湯田が先発。2回、5番・三井に対してこの日最速150キロを投げ込んで、空振り三振を奪った。2回まで1安打4奪三振と絶好の立ち上がりを見せた。

 攻撃は初回、1番・橋本が左前打で出ると、2番・山田がランエンドヒットを見事に決める右前打で一、二塁。さらに死球で早くも満塁のチャンスを作った。4番・斎藤陽が左翼へ飛球を放ち、三塁走者・山田がスタートを切ったが、浦和学院の左翼・小林の好守に阻まれバックホームで刺されて併殺となった。

 それでも続く5番・斎藤敏が一塁線への痛烈な打球を放った。ボールは一塁手の手前でイレギュラーし、頭に当たってカメラマン席に入る珍しいケースに。三塁走者が生還して先制。審判団の協議で、二塁走者の生還も認められて2点を先制した。さらに6番・鈴木の右越え適時二塁打、7番・尾形の右前適時打とつながり、この回4点を先行した。

 両校は過去、夏の甲子園で2度の対戦があり、特に2013年の夏は球史に残る激闘として知られる。1回戦で対戦し、春夏連覇がかかった浦和学院の2年生エース・小島(早大-現ロッテ)は足をつりながらも182球を投げた。8回2/3で11失点を喫し、監督から交代を告げられてベンチに戻ると涙を流した。壮絶な打撃戦の末に仙台育英が11-10でサヨナラ勝ち。1番・熊谷敬宥(立大-現阪神)がサヨナラ打を放って浦和学院の春夏連覇を阻止した。

 2度目の対戦は2018年夏。仙台育英・須江監督が就任して初の夏でいきなりの対戦となり、浦和学院が9-0でリベンジを果たした。

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