「トレードデッドラインは1週間から10日遅らせるべき もっと売り手が増える」 米記者が提案

2023年08月06日 07:47

野球

「トレードデッドラインは1週間から10日遅らせるべき もっと売り手が増える」 米記者が提案
エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏 Photo By スポニチ
 ボストングローブ紙のピーター・エイブラハム記者が5日(日本時間6日)、「12球団がプレーオフに出られるようになったことで、8月1日がトレードデッドラインでは、ボーダーラインにいるチームが多すぎる。だから今回は売り手が少なかった。1週間から10日遅らせれば、もっと売り手が増えるのでは」と提案している。
 エンゼルスは8月になってから4連敗。仮にトレードデッドラインが8月7日か10日なら、モレノ・オーナーは大谷翔平はそれでも出さないだろうが、他のベテランは出してしまったかもしれない。

 ちなみに若手有望株/プロスペクトはこの時期とても貴重なものとして取り扱われるが、データで見ると成功率は高くはない。

 MLBネットワークは13年から22年の間に、デッドラインで573人の若手有望株が移籍したが、インパクトのあるスター選手になったのはわずか17人としている。確率は3%だ。レギュラーレベルになれた選手は+45人で、彼らも足すと、10・8%の選手がメジャーで活躍した。一方で9割近い選手がメジャーに昇格できないなど、大した実績を残すことができなかった。

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