浦和学院 9点追う4回に4点返す 激闘10年前と同じナイター突入…歴史は繰り返すか 照明全灯から一気

2023年08月06日 18:56

野球

浦和学院 9点追う4回に4点返す 激闘10年前と同じナイター突入…歴史は繰り返すか 照明全灯から一気
<仙台育英・浦和学院>4回、浦和学院・西田は左線適時二塁打(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   仙台育英-浦和学院 ( 2023年8月6日    甲子園 )】 第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、甲子園球場で開幕した。第3試合では昨夏優勝校で2年連続30度目出場の仙台育英(宮城)と2年ぶり15度目出場の浦和学院(埼玉)が対戦した。
 埼玉大会7試合で4発66得点と猛打で勝ち上がったが、3回まで5三振、2安打と苦しんだ。

 午後5時35分に試合が始まり、2回表からは早くも内野の照明が点灯された。投手陣も立ち上がりを攻められて3回までに9点リードをつけられたが、4回に反撃。攻撃前に外野の照明もつけられて点灯試合となると、喜屋武、1年生4番・西田、三井の3連打と江口の右中間適時二塁打で4点を返した。

 両校は過去、夏の甲子園で2度の対戦があり、特に2013年の夏は球史に残る激闘として知られる。1回戦で対戦し、春夏連覇がかかった浦和学院の2年生エース・小島(早大-現ロッテ)は足をつりながらも182球を投げた。8回2/3で11失点を喫し、監督から交代を告げられてベンチに戻ると涙を流した。第4試合でナイターとなり、壮絶な打撃戦の末に仙台育英が11-10でサヨナラ勝ち。1番・熊谷敬宥(立大-現阪神)がサヨナラ打を放って浦和学院の春夏連覇を阻止した。

 2度目の対戦は2018年夏。仙台育英・須江監督が就任して初の夏でいきなりの対戦となり、浦和学院が9-0でリベンジを果たした。

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