篠山紀信さん死去「Santa Fe」宮沢りえ、團十郎、橋本マナミが追悼「また先生に撮って欲しかった」

2024年01月05日 10:51

芸能

篠山紀信さん死去「Santa Fe」宮沢りえ、團十郎、橋本マナミが追悼「また先生に撮って欲しかった」
宮沢りえ公式インスタグラム(@riemiyazawa0406_official)から
 日本を代表する写真家で、ジャンルの垣根を越えて活躍した篠山紀信(しのやま・きしん、本名=みちのぶ)さんが4日、東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。宮沢りえ(50)をモデルにしたヌード写真集「Santa Fe」で社会現象を起こすなど、常に時代を“先撮り”した巨匠だった。訃報を受け、宮沢や歌舞伎俳優の市川團十郎(46)、女優の橋本マナミ(39)らが追悼した。
 篠山さんの訃報に、世間に衝撃と悲しみが走った。「宮沢りえのヘアヌードは衝撃だった」「山口百恵も篠山さんに撮ってもらうと美しさが際だった」という声がSNSに上がった。

 一世を風びした「Santa Fe」でタッグを組んだ宮沢は、篠山さんととびきりの笑顔を見せる動画をSNSに投稿し、故人を偲んだ。

 團十郎は自身のSNSに篠山さんが撮影した写真をアップし、「大好きな巨匠が、、」と悲痛な胸痛を吐露した。「若い頃から可愛がって可愛がってもらい、遊んでもらい教えてもらい撮って頂き」と感謝。「私の代表している、環境問題の理事でもあり、團十郎襲名と新之助襲名初舞台の写真の一つも巨匠でした」と関係の深さを記し、「カメラマンの真髄はコレ!!って言葉では言わないけど私にはそうか、、と感じるものがありました。これからも巨匠の教えを胸に日々を過ごしたい、そう思います」と偲んだ。

 また、橋本も「グラビアが天職になるきっかけ」を作った巨匠の訃報を受け「今朝、篠山紀信さんが亡くなられたニュースを拝見しました。まだ未熟な私に写真を撮られる楽しさ、作品を作るということの素晴らしさを教えてくれた方でした」と回顧。「いつも同じ目線に降りてきて会話をしてくださる篠山先生。撮影中はいつも今まで見たことのない私を引き出してくださいました」と思い出を振り返った。

 続けて「写真集やDVDを作ってくださったり、コットンクラブで一緒にライブをさせていただいたり大切な思い出がたくさんです」とし、「またいつか先生に撮っていただけるのを目標にしていましたが叶わなかったなぁ、、、篠山先生ゆっくり休んでください。ご冥福をお祈りします」と追悼した。

 女優の樋口可南子は「篠山さんとの現場は、いつも何かに挑んでいて、とても面白い時間でした。自分をいちばんきれいに撮ってくださったのは、篠山さんだと今も思っています。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 タレントの黒柳徹子は「。裸で写すときは、まずポーズを決めると、ポラロイドで撮って見せて、安心せて下さいました」と紀信さんの撮影時の気配りに触れ、「でも本当は古い家とか、そういうものを撮るほうが好きだと、おっしゃっていました。私たちは、天才的な写真家を失ってしまいました」と悼んだ。

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