篠山紀信さん 死因は老衰と発表 小学館も追悼「先生とともに『時代』を疾走させていただいたことに感謝」

2024年01月05日 15:22

芸能

篠山紀信さん 死因は老衰と発表 小学館も追悼「先生とともに『時代』を疾走させていただいたことに感謝」
写真家の篠山紀信さん Photo By スポニチ
 日本を代表する写真家で、ジャンルの垣根を越えて活躍した篠山紀信(しのやま・きしん、本名=みちのぶ)さんが4日、東京都内の病院で死去した。83歳。東京都出身。死因については老衰だったと、株式会社篠山紀信が発表した。
 同社は「写真家篠山紀信は、1月4日早朝、老衰のため永眠いたしました。83歳でございました。長きに渡り篠山の写真を愛し、応援していただいた読者の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます」との談話を発表。そのうえで葬儀については遺族の意向により、近親者にて執り行うことも発表した。お別れの会については現時点で未定。

 また、篠山さんの訃報に際し、総合出版社「小学館」も追悼の談話を発表。「常に『時代』と併走し、作品を発表し続けてこられた篠山紀信先生の生前のご功績に対し、心からの敬意とともに謹んで深く哀悼の意を表します。弊社では『激写』を生んだ雑誌『GORO』、『週刊ポスト』『CanCam』『和樂』はじめ、あらゆるジャンルにおいて誰もの記憶に残る膨大な作品を生み続けてくださいました。『シノヤマネット』においては、最先端のデジタル映像作品を、誰よりも早く発表し続けてくださいました。先生とともに昭和、平成、令和の『時代』を疾走させていただいたことに、心から感謝申し上げます」と追悼した。

 常に時代を“先撮り”した巨匠で、宮沢りえをモデルにした91年発売のヌード写真集「Santa Fe」は全国紙への全面広告でも話題を呼ぶなど社会現象に。155万部を売り、同年のベストセラー7位を記録した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月05日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム