八代亜紀さん死去 昨年9月に難病の皮膚筋炎発症…日本では2万人以上、女性に多い病気

2024年01月09日 18:49

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八代亜紀さん死去 昨年9月に難病の皮膚筋炎発症…日本では2万人以上、女性に多い病気
八代亜紀さん Photo By スポニチ
 「舟唄」「雨の慕情」などの名曲でしられる歌手の八代亜紀(やしろ・あき)さんが昨年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため死去していたことが9日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。73歳。熊本県八代市出身。葬儀は8日に執り行われた。
 八代さんは2023年9月に膠原病の一種であり、指定難病である抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と、急速進行性間質性肺炎を発症し、療養を続けていた。

 膠原病とは、体内の自身の免疫の異常によって体のさまざまな臓器に炎症を引き起こす病気の総称で、特徴的な皮膚症状を伴う場合に皮膚筋炎と診断される。

 皮膚筋炎は膠原病のなかで関節リウマチ、全身性エリテマトーデスに次いで患者数が多く、2009年度の厚生労働省特定疾患治療研究事業における臨床調査個人票によれば日本国内で1万7000人。5~15歳、45~60歳の人に多く見られる。難病情報センターによれば、現在では2万人以上となっていると記されている。日本では男女比は1:3とされている。

 また、抗MDA5抗体陽性の場合は、急速に進行する間質性肺炎を合併することが多く、致死率も高いものとされている。

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