八代亜紀さん「この歌でずっと心に残るから安心ですよ」 最後のシングルは亡き恩師へ捧げた1曲だった
2024年01月09日 19:28
芸能
出世作「なみだ恋」は、八代さんの恩師である作曲家・鈴木淳さん、作詞家・悠木圭子氏による1曲。そこから50年経ち、悠木圭子氏が21年にこの世を去った夫である鈴木淳氏を偲んで作った歌詞に八代亜紀が作曲して出来た亡き恩師にささげる曲だった。
ミュージックビデオ(MV)撮影には、八代さんのYouTubeチャンネル「【公式】八代亜紀ちゃんねる」が密着していた。作曲家・鈴木淳さんと作詞家・悠木圭子氏の夫婦について八代さんは「歌謡界の両親でございます」とコメントしていた。
MV撮影の合間には笑顔見せながらスタッフとも多く交流していた。その中でこの曲への思いを告白していた。「21年に鈴木淳先生が亡くなられて、悠木圭子先生が寂しい思いをずっとしていらして、うちのスタッフが“先生、新曲書きましょう”とアドバイスしたら(悠木)先生が“書くわ!”って言って書かれたのがこの曲なんです。その詩に“亜紀ちゃん曲つけて”ということで、ディレクターと3人で打ち合わせしてできました。先生の切ない思い出がすごく詰まっている詩なので、歌っていると胸がジンジンきちゃうし、誰にでも当てはまる曲」と話した。
さらに「愛しい人がいなくなった時にこの歌はさらに心にズシンと来るだろうし、でも永遠に愛しい人はいなくならないから。この歌でずっと心に残るから安心ですよって感じ」と視聴者へメッセージを残していた。