松本人志、裁判へ臨戦態勢 1・14放送「ワイドナショー」出演決定 文春も10日発売号に続報記事

2024年01月10日 05:15

芸能

松本人志、裁判へ臨戦態勢 1・14放送「ワイドナショー」出演決定 文春も10日発売号に続報記事
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 ダウンタウンの松本人志(60)の活動休止が発表されてから一夜明けた9日、松本は裁判に向け早くも動き出した。自身の性加害疑惑を報じた「週刊文春」に対する名誉毀損(きそん)訴訟は個人で提起する方針。一方、フジテレビは14日放送の「ワイドナショー」(日曜前10・00)に松本が出演すると発表した。カメラの前で語るのはこれが最後の機会になるとみられ、発言に注目が集まる。
 松本はこの日、午後4時ごろにSNSを更新。「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのごあいさつのため。顔見せ程度ですよ」と、発言に注目する人々へ“けん制”するように投稿した。

 松本は「裁判に注力する」として活動休止を吉本興業に申し出た。文春への提訴は個人で行う方針で、関係者は「打ち合わせをするなど、訴訟に向けて準備を進めているようです」と話している。

 フジテレビはこの日、松本が14日の「ワイドナショー」に出演すると発表した。生放送か事前収録かなどの詳細については「お答えしていない」とした。

 局内は調整に大わらわだった。前日8日に活動休止が発表された直後、松本は「ワイドナショー出まーす」とSNSに投稿。だが、その時点で同局の番組担当者や編成幹部などに事前の根回しが済んでいなかったといい、同局関係者は「活動休止宣言のことも含めて何も聞いていなかった」と動揺していた。

 フジ局内では9日、調整が進められる中で「公共の電波を釈明の場に使うのはいいのか」「松本さん自ら騒動について口を開けば社会的なインパクトは大きい」などの意見が上がった。最終的には、14日放送に松本を出演させる方向で決着。正式に出演発表となった。関係者は「慎重に世論の声も聴きながら、松本さん側と綿密に打ち合わせを重ねて当日を迎えることになるだろう」と話している。

 3連休が明けたこの日、レギュラー番組を放送するフジ以外の各局も調整に追われた。本紙の取材では、多くの番組は継続する方向で動いている。キー局の編成担当者は「代役を探すか、松本さんが抜けたまま放送するかなど、対応は個々の番組で異なると思う」とした。

 一方、週刊文春は、きょう10日発売号に松本に関する続報記事を掲載。今回の騒動のきっかけとなった昨年12月27日発売号では、松本が2015年に都内のホテルで開かれた飲み会で複数の女性に性行為を強要したと報じた。今回は15~19年に福岡や大阪であったというケースを取り上げている。

 記事では3人の女性がそれぞれ参加した飲み会に関して証言した。それによると、パンクブーブー・黒瀬純(48)やたむらけんじ(50)ら後輩芸人が女性を集め、ホテルの一室で飲み会を開催。その途中、後輩は松本が女性と2人きりになるように仕向けるなど「松本に女性を献上した」と表現。これが新たな火種となるのか、今後の行方に注目が集まる。


 ≪CM起用くら寿司 コメントは出さず≫ 2020年からダウンタウンをCMに起用する大手回転寿司チェーン「くら寿司」はこの日、今後の対応についてコメントを出さなかった。本紙の取材に対し「本件に関してはお答えしません」とした。同社の公式サイトにはダウンタウン2人の写真が掲載されている。

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