「怒ることないんですか?」伍代夏子の質問に八代亜紀さんの答えは…「どうして?なっちゃん…」

2024年01月10日 16:21

芸能

「怒ることないんですか?」伍代夏子の質問に八代亜紀さんの答えは…「どうして?なっちゃん…」
1990年12月、初出場となったNHK「第41回紅白歌合戦」のリハーサルで、八代亜紀さん(右)に着物を見せる伍代夏子 Photo By スポニチ
 演歌歌手の伍代夏子(62)が10日、水曜パーソナリティーを務めるNHKラジオ第1「ふんわり」(月~金曜前8・30)で、昨年12月30日に73歳で亡くなった八代亜紀さんとの思い出を語った。
 子供の頃から八代のファンで、八代さんの担当ディレクターにスカウトされて同じレコード会社に所属していた伍代。自身のデビュー当時を振り返り、「今度デビューするんですってあいさつすると、普通は“頑張ってね”て言うじゃないですか。だけど亜紀さんの場合は“一緒に頑張りましょうね”って言ってくださった。それを聞いた瞬間からこの人のファンでよかった、こんなに素晴らしい人なんだって。私も後輩の方にそう言おうって思ったんです」と八代さんの人柄を回顧。「目線が上からの人じゃないんです。優しい、怒ったことを一度も見たことがなかった」と語った。

 「私は八代さんと正反対で瞬間湯沸かし器」と自虐する伍代は、ある時、「頭に来たことないんですか?怒ることないんですか?」と聞いたことがあったという。

 八代さんの答えは「どうして?なっちゃん、どうして怒ることがあるの?みんな私のためにやってくれてるのよ」。伍代は「確かにそうなんですよ…人としていろんなことを教えてくださる先輩でしたから。みんな大好きでした。だから突然いなくなってしまって、みんなポッカリで、信じられない気持ちでいっぱい」と今の率直な思いを吐露した。

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