サックス奏者・矢野沙織 八代亜紀さん追悼「そんなに見てくれのことを話して楽しいの?と守ってくれた」

2024年01月10日 15:59

芸能

サックス奏者・矢野沙織 八代亜紀さん追悼「そんなに見てくれのことを話して楽しいの?と守ってくれた」
ジョイントコンサートで共演した八代亜紀さん(右)とサックス奏者・矢野沙織(08年2月15日撮影) Photo By スポニチ
 サックス奏者の矢野沙織(37)が10日、自身のスレッズを更新。昨年12月30日、急速進行性間質性肺炎のため73歳で死去した歌手の八代亜紀(やしろ・あき、本名非公表)さんを追悼した。
 矢野は「写真の通り若かった私に周りのスタッフはジャケット撮影の度に『あと5キロは落とさないとねー』等と平然と大勢の会議の中で言った」と回想した。

 「『痩せなさい』という言葉は10代の子供には事故にも繋がる危険なワードであることが今になってわかる」とつづり、八代さんとのコンサートのリハーサルでの出来事を振り返った。

 当時のスタッフが「軽いコミュニケーション」のつもりで「沙織ちゃんはパンパンに太ってますから」と笑いを取り、「八代さんのエイジングレスな美しさを讃美しようと」したという。

 すると八代さんは「私だって若くてぴちぴちしたいわぁ」と受け流し、その後も続く「ルッキズムの会話」に「『そんなに見てくれのことを話して楽しいの?』と釘を刺して守ってくれた」と明かした。
 
 そして「高級な猫みたいな八代さん。気高く、でも声高ではなく、振り撒く笑顔の中で今ではようやく矯正されつつあるモラルなんか当然と感じていてピシャリとして。笑顔の裏にぐっと堪えた歌声を私は聴き取っていました」と偲び、「ありがとうございました」と感謝していた。

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