橋下徹氏 政治刷新本部「こんなの0どころかマイナス」唯一の望みは「自民党動かせる公明党」

2024年01月10日 20:07

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橋下徹氏 政治刷新本部「こんなの0どころかマイナス」唯一の望みは「自民党動かせる公明党」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事の橋下徹弁護士が10日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、自民党が立ち上げた政治刷新本部(仮称)について「こんなのダメ、0どころかマイナスだ」とこき下ろした。
 派閥の政治資金をめぐる問題を受けて岸田首相が立ち上げた組織。自らが本部長となり、麻生副総裁と管前首相が最高顧問に就任する。これについて、橋下氏は「まったく期待できないですね」と一刀両断。「麻生さんも管さんも今の政治とカネの仕組みの中でやってきた人たちですから」と大胆な改革は不可能と考える。

 一方で、ゲームチェンジャーとして大きな期待を寄せるのは公明党だ。「与党で自民党を動かす力を持っている公明党が、ブラックになっている問題を明らかにしていこうという流れをつくろうとしている」と高く評価した。

 橋下氏が以前から特に問題視している「政策活動費」。これは党が個人政治家の活動を奨励する目的で使われる費用で、使途の記載や領収書なども必要がない。「この名目で何十億というお金が使われていて、自民党だけでなく立憲民主党や維新までも利用している」と指摘する。さらに「立憲もそうだが、維新にいたっては領収書を出したくないとまで言っている。だから政治家は領収書がなくてもお金が使えるという状況がまん延している」と古巣を激しく批判した。この費用について、公明党の山口那津男代表が「使い道の公表を法律で義務づけるべき」とメスを入れる考えを示した。

 そんな中で橋下氏が期待するもうひとつの勢力は自民党をはじめとした若手の政治家。「お金集めに奔走してこなかった若い人たちには、公明党と一緒に旗を振ってほしいと思う」と願う一方で「やはり立憲民主党や維新は領収書のいらないお金を欲しがらないで、声を上げてほしい」と古巣の奮起も促していた。
 

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