爆問・太田 3日放送の「笑いの殿堂」は「こんなに難しかった東西寄席はない」「ニュースが入るごとに…」
2024年01月10日 13:27
芸能
番組は長時間放送されるため、途中にニュースが入るとし、「2カ所ぐらい入るんだけど、いつもだとね。それがこういう状態なんで、ニュースが5回ぐらい入りました」との状況に。番組では1コーナーをなくし、各出演者のネタを30秒ずつ短くするなどの対応を行った。爆笑問題のネタは5分の予定だったが、スタッフからはそのままで良いと言われたというが、「一応俺らもちょっとネタ削ろうかって言って。まあ20秒ぐらい削ったんだよね」と回顧した。
放送開始も通常は太田が飛び出し、「大騒ぎして始まるっていうんだけど、そういうあれでもないしっていうことで。最初にアナウンサーさんの方から、能登半島における災害についてお見舞い申し上げますみたいなことが一言あって、“爆笑問題の田中裕二で~すっていうことで、皆さん、つらい状況もなんとか笑いで”みたいなとっから始まるっていうんで」という展開になったという。
「これがなかなかね、俺たちも気持ちの持っていきようが難しい。ブワーッと言えないみたいなところもあるし、これやるべきかやらないべきかみたいなところまでいってたから。だから凄い難しいっていうかあれだったんですけど」と語った。
そうして途中にはニュースが入り、「パッてニュース行くと、あの日に北九州で商店街の火事もあったりして、みんな地震の映像と、日航機の衝突しちゃった、あれが入って。そこにさらに“何これ”って言ったらバンバン燃えてる映像が入ってきて、それが途中で5回ぐらい入るんだけど、そうすっとだんだん芸人も裏で見てるからさ、えっどうしたの、これって感じになる」と振り返った。
「お笑いやってんだけど、ニュースが入るごとに“ちょっとこれ”っていう感じに沈んでいくっていうか。だから本当に難しかったですよね。今度の東西寄席(笑いの殿堂)って」と太田。「俺東西寄席やってもう10年以上になるかなあ。こんなに難しかった東西寄席はないですね」と本音を明かした。
「コロナの時も確かに難しいなと思ったけど、やっぱりああ、お笑いってこういう時にどうやってやればいいんだろうっていうのは凄く感じながらやってたけど。“明けましておめでとう”も言うか言わないかっていうこともあったりね。でも一応お正月だから“おめでとう”って言葉はいいんじゃないですか、みたいなことも言ったり途中でいろいろ話したりしながらやってたんですけど」とも話した。
「まあでも俺らはダメだったな」と太田。「そん中でやっぱりすげえなと思ったのは『ザ・ぼんち』のおさむちゃんだよな。いつも通りだもんね」と感心していた。
「まあでもちょっと落ち込んだな。ネタでも最後俺が噛んで、まあ、全然ダメだったよね」と自身については反省しきりだった。