太田光 松本人志の活動休止「エールしか送らないですから」「自分を一番大切にする権利は全員にある」

2024年01月10日 11:33

芸能

太田光 松本人志の活動休止「エールしか送らないですから」「自分を一番大切にする権利は全員にある」
「爆笑問題」太田光 Photo By 提供写真
 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(58)が9日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が週刊誌報道をめぐり、一時活動休止を発表した件について言及した。
 太田は冒頭、「いや別に俺、何も話さないからね。困るよ期待されてもそんな」と言いながらも、「しかしまあいろいろあるよね。今度の日曜日ちょっとサンジャポ休んでいいかな。裏番組見たいんだ」と冗談めかして話してみせた。

 「まあでもいろいろありますけど。正月明けからとにかくね、大変な」「いろいろ、何だかんだ詮索する人もいますけど、僕はエールしか送らないですからね。何を期待されても」とコメントした。

 「奇麗ごとみたいなこと言ってるようですけれども、やっぱり何て言うんですかね、芸人同士っていうのはまた全然違うんですよ」と話し、「もう本当に考え方も違ったりしますけど、やっぱり政治に対する考え方とかいろんなことがありますけれども、僕は芸人に何言われようが全然構わないんですよ」と続けた。

 「芸人さんが何言っても、そんなことよりお笑いですもんねっていう。それはさておき、そんなことは思想は全然違えども、お笑いって言う意味では。お笑い芸人っていうのは何が一番信頼関係、内輪同士でどうのこうのって言うけれども、なんでそこまでみんな信頼、芸人っていうだけで信頼するかって言うと、全員ですよ、お笑い芸人全員外したことない人いないんですよ」と強調した。

 「ここが、まあ奇麗ごとみたいなさ、気持ち悪い言い方すると板の上って言うやついるんだけど」とした上で、「ようするに舞台上、演芸場、ライブ、まあどんなにウケてる、例えばじゃあさんまさん、さんまさんでも全然ギャグが外したことっていうのは絶対に経験してるんです。これは若手から。今でも何回かに1回か、そういうことってあるんですよ。そん時の恥ずかしさっていうのは、これは舞台に立った人間は絶対に分かるから。そこの同じ思いをしているっていう、そういう意味での共感っていうのを、全員の芸人に持ってるんですよね。芸人っていうのは」と説明した。

 「だからもう何を期待されてもあれですけど、エールしか送らないです、僕はね」と明言。

 「で、やっぱりあのなんていうんですかね、これも奇麗ごとみたいに、また伯山が『ピカソ芸』って言うかもしんないけども」としながらも、「だからといって別にいろいろあることが、事実かどうかとかさ、そういうことを言うと、それはもう私には分からないですけど、どんな立場の、例えば今言われている、要するに文春だわね、文春のまっちゃんの記事、あれでどんな立場の人も全員ですよ、それはもうまっちゃんに限らず、あそこに出ている人たち全員人間っていうのは、自分を一番大切にする権利があると私は思っているんです」と熱く語った。

 「これは私の基本的な考え方なんですよ」と言い、「だから自分を責める必要はないし、自分が悪かったんじゃないかって、それも違うし、自分を一番大切にする権利は全員にあるって私は思ってるって。それだけのことなんですよ」と語った。

 昨年末の「週刊文春」での松本に関する報道をめぐり、松本と所属する吉本興業は内容を否定し、法的措置を検討するとしていた。8日には吉本が、松本から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申し入れ」があったとして、当面の間活動を休止すると発表した。文春に対する名誉毀損(きそん)訴訟を提起する方針を固めた。

 一方、「週刊文春」(文芸春秋)編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表している。

 松本と太田はかつては確執も報じられたが、22年9月に放送されたフジテレビ「FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~」の第1夜で共演し、松本が太田に「M―1グランプリ」の審査員を打診するなど言葉を交わす場面があり話題となった。

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