杉村太蔵 松本人志の裁判に私見「復帰のタイミングというのをどこに置いているのか…注目したい」

2024年01月24日 13:29

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杉村太蔵 松本人志の裁判に私見「復帰のタイミングというのをどこに置いているのか…注目したい」
杉村太蔵 Photo By スポニチ
 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(44)が24日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、自身が飲み会で性的行為などを強要したとする疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償のほか、記事の訂正を求めて、東京地裁に提訴したことについて私見を述べた。
 杉村は「この裁判、一連の報道を見ていて思うのは、松本さんの立場からすると、名誉を傷つけられたとして週刊誌側を訴えると。もう一方の視点としては、やはり証言されている女性、傷ついたと。その対女性との間でなんというのかな、和解というのか、女性とどう向き合うのかということも1つ重要になってくるのかなと思うんですよね」と自身の考えを述べた。

 そして「例えば何年も前に関係を持った方が、あの時に不快だったと言われても男の立場としては、自分の置き換えると、もうとにかく謝るしかないなと。本当にあの時は申し訳ございませんでしたと」と私見を述べたうえで、「その女性との間でどのように松本さんが関係をつくっていくのかなっていうのと、あとは松本さん自身はこの裁判に注力するっていうことですけど、復帰のタイミングというのをどこに置いているのかなと」と指摘。「裁判の結果次第で仮に敗訴になったらもう引退を覚悟しているのか、それともある程度、訴訟の準備をして一定の区切りがついたら弁護士に任せて、一定の時期で復帰を目指そうとされているのか、そのあたりも今後情報が出てくるのかと思うんですけれども注目したいと思うます」と話した。

 吉本興業の公式サイトで22日、週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表。松本個人による提訴となり、請求額は約5億5000万円。松本は報道を受け、8日に「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力するため」、事務所を通じ活動の一部休止を発表した。レギュラー出演している7番組を含む番組出演などは、収録していた分を除き、出演を自粛していく方針。

 松本の代理人弁護士のコメントを掲載し「本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と説明。「今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」と今後の方針を明らかにした。

 訴えを受け、週刊文春編集部はこの日、コメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とした。

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