村雨辰剛 ウクライナ生まれの「ミス日本」に私見 「見た目だけではなく、精神的な面も考慮を」

2024年01月24日 17:28

芸能

村雨辰剛 ウクライナ生まれの「ミス日本」に私見 「見た目だけではなく、精神的な面も考慮を」
村雨辰剛 Photo By スポニチ
 スウェーデン出身の庭師で俳優の村雨辰剛(34)が24日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本国籍を取得した外国出身者の立場について言及した。
 22日、日本女性にふさわしい心と健康的な美しさを競う「第56回ミス日本コンテスト2024」(スポーツニッポン新聞社後援)でウクライナ生まれのモデル、椎野カロリーナさん(26)がグランプリを受賞。椎野さんはウクライナ人の両親のもとに生まれ、母のサルク・スイトラナさんと日本人男性の再婚を機に5歳で来日。中学3年でモデル活動を始め、彫りの深い顔立ちや長い手足が武器となり「ギャップが個性になった」という。

 その個性を20年ごろからSNSで発信すると、同じ悩みを持つ人から「勇気が出た」との声が相次いだ。「自分の存在がギャップで苦しむ人の背中を押せたら」と大会出場を決意し、22年に日本国籍を取得。コンテストで頂点に立った椎野さんは「これまで人種の壁があり、日本人として受け入れてもらえない部分もあったが、日本人として認められたことに感謝したい」と目に涙を浮かべながら喜びのコメントを述べた。

 日本以外にルーツを持つ人がグランプリを獲得したことに、ネット上では「小さい頃から住む日本をここまで大事に思い帰化して日本人としてチャレンジしミス日本を手にした事になんの問題があるのか」「『ミス日本』の意味あるのか」などと賛否両論の投稿が相次いだ。

 村雨は高校卒業後に来日、23歳で庭師に弟子入り、26歳で日本国籍を取得。

 椎野さんをめぐる話題に、「元々のトピックから離れますが私は帰化人が文化的に日本を代表できなければ、日本は損すると思います。今まで日本のために貢献した帰化人がいなければ今の日本もありません。また、見た目だけではなく、精神的な面も考慮しなければ行けないと思います」とした。

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