【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第6話 空気は“読まない”清少納言 恋と出世を“読む”平安のF4

2024年02月18日 17:01

芸能

【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第6話 空気は“読まない”清少納言 恋と出世を“読む”平安のF4
イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第6話 空気は“読まない”清少納言 恋と出世を“読む”平安のF4 Photo By スポニチ
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は18日、第7話が放送される。
 「光る君へ」は、「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第6話は「二人の才女」。まひろ(吉高由里子)は藤原道長(柄本佑)と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。一方、道長は次兄・藤原道兼(玉置玲央)の口から、まひろの母の事件をもみ消したのが父・藤原兼家(段田安則)だと知り、一家が背負う闇の深さに戦慄を覚える。そんな中、宮中で勢いづく藤原義懐(高橋光臣)一派に対抗しようと、長兄・藤原道隆(井浦新)は藤原公任(町田啓太)藤原斉信(金田哲)ら若い貴族たちを招いて「漢詩の会」を開くことに。まひろは参加を申し出るが…という展開だった。

 まひろは父・藤原為時(岸谷五朗)と道隆の屋敷へ。為時とともに講師役を務める歌人・清原元輔(大森博史)が娘・ききょう(ファーストサマーウイカ)と現れ、初対面を果たした。

 空気を読まない陽キャのギャル風“清少納言”ききょうが初登場。舞台は未来を担う若き有望株が集った「漢詩の会」。藤原道長(柄本佑)とまひろは、視線が絡み合いながら心ここにあらず。ききょうは、まひろに初対面その日にマウントを取るなど奔放な振る舞いで有望株を“品定め”した。

 権力、出世争い、漢詩、マウント取り…華やかな表と、さまざまな思惑が交錯する裏が同居する、いかにも「平安貴族の世界」を、より一層引き立てたのは、イケメン過ぎる藤原(“F”ujiwara)の男子たちだった。道長に公任、斉信、そして藤原行成(渡辺大知)。ききょうがうっとりと見回した“平安のF4”を、石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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