夫・叶井俊太郎さん死去 倉田真由美さん「覚悟していたけど凄くつらくて…」 余命半年診断も二人三脚

2024年02月18日 05:10

芸能

夫・叶井俊太郎さん死去 倉田真由美さん「覚悟していたけど凄くつらくて…」 余命半年診断も二人三脚
10年、イベントに夫婦で出演した倉田真由美さんと叶井俊太郎さん Photo By スポニチ
 漫画家の倉田真由美さんの夫で、映画プロデューサーの叶井俊太郎(かない・しゅんたろう)さんが16日、都内の自宅で死去した。56歳。東京都出身。
 買い付けたフランス映画「アメリ」が興収16億円とヒット。「いかレスラー」や「日本以外全部沈没」などの宣伝、プロデュースも手掛けた。

 2022年6月にステージ3の膵臓(すいぞう)がんで「余命半年」の診断を受けたと、昨年10月に公表。抗がん剤などの標準治療を受けず、最後まで通常通りに生活を続けることを選択していた。その病状をSNSなどで報告してきた倉田さんは本紙の取材に「覚悟はしていましたが、いざ大好きな彼が旅立つ姿を目の当たりにすると、凄くつらくて言葉になりません」と涙で声を詰まらせながら思いを明かした。

 倉田さんによると、叶井さんが亡くなったのは16日午後11時ごろ。今月5日まで自転車通勤するほど体力もあったが、その後容体が急変。倉田さんは「恐ろしいスピードで体調が悪化していきました」と振り返った。亡くなる前日の15日に「散歩に行きたい」と言われたが、自宅近くのゴミ捨て場までしか行くことができず、すぐに帰宅。16日については「朝ご飯を食べながら夫婦で何げない会話をしていました。そんな日になるとは思わなかった」と深い悲しみに声を落とした。

 倉田さんは14日にSNSで「今月に入ってから、夫の変化の速度は想像を絶するものです」と膵臓がんの怖さを率直な言葉で伝えていた。

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