松本側勝訴なら…河西邦剛弁護士「数億円の支払いが命じられてもおかしくない」

2024年06月06日 05:08

芸能

松本側勝訴なら…河西邦剛弁護士「数億円の支払いが命じられてもおかしくない」
松本人志 Photo By スポニチ
笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の弁論準備手続きが5日、非公開のウェブ形式で行われた。
 松本側が主張する休業損害が認められるかどうかについて、レイ法律事務所・河西邦剛弁護士は「女性たちに対する性的強要も性的関係もないと認められた場合は、松本さんの年収から鑑みて、文春側に数億円の支払いが命じられてもおかしくない」との見方。松本は自ら休業を申し出ているが「性加害報道が出れば仕事が続けられなくなるのは想定されることで、休業までの経緯はあまり関係がない」とした。

 条件としては「性的関係があれば不倫になる。過去に不倫で仕事がなくなった芸能人は多く、損害がかなり下がる可能性がある。性的強要も性的関係もなかったと証明されることが必要ではないか」と指摘。金額については「前例がないため算定は難しいが、CMやテレビの出演料といったものが該当するのではないか」と推測した。

 また、松本側が文春側のテンポが遅いとしたことに関しては「文春は判決を急ぐ必要がない。手堅くやればいい」と分析した。

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