第95期棋聖戦第1局 山崎八段、独創的37手目 7筋の歩を5段目に 相掛かりに藤井棋聖は自然な応対
2024年06月06日 12:18
芸能
![第95期棋聖戦第1局 山崎八段、独創的37手目 7筋の歩を5段目に 相掛かりに藤井棋聖は自然な応対](/entertainment/news/2024/06/06/jpeg/20240606s000413F2223000p_view.webp)
初対局の18年9月の王位戦予選は後手山崎が角換わりを制し、前回も後手藤井が勝利。今回と同じ相掛かりだった前回は9手目、山崎が9筋の端歩を突いたが、今回は1筋の端歩を突いて違う将棋になった。
そして昼食休憩直前、独創的棋風で知られる山崎から「らしい」37手目が飛び出した。王を中住まいに構えた山崎が7筋の歩を5段目へ突き出した。藤井が活用を図りたい左桂の跳躍を未然に牽制するようなジャブ。伸びすぎた歩は逆にターゲットにされて取られかねないが、意に介さないのが山崎流というところだろうか。
持ち時間4時間から山崎が1時間13分、藤井は1時間28分消費した。昼食メニューは山崎が木更津名物あさりカレーとミニサラダ、紅茶。藤井ははかりめ丼(穴子丼)とウーロン茶。対局は午後1時再開される。