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80キロ台のスローカーブで実力校・彦根東打線を翻弄 野洲の最速110キロ超軟投派左腕・松浦1K完投 

2023年07月11日 04:50

野球

80キロ台のスローカーブで実力校・彦根東打線を翻弄 野洲の最速110キロ超軟投派左腕・松浦1K完投 
3失点で完投した野洲・松浦誓人 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権滋賀大会1回戦   野洲4ー3彦根東 ( 2023年7月10日    HPLベースボールパーク )】 野洲が、昨秋の滋賀大会8強の実力校・彦根東に競り勝った。原動力となったのは「8番・投手」の松浦誓人(せいと=3年)だ。
 「相手打線は怖かった。緊張もしたけど、捕手のサイン通りに、構えたところに投げるだけだと割り切った」

 本人いわく最速110キロという“超″軟投派左腕。この日は100キロ台の直球と、80キロ台のスローカーブで相手打線を翻弄(ほんろう)。2―1と1点リードの2回には無死満塁のピンチを背負ったが、二飛、遊飛、中飛で切り抜けて勢いに乗った。終わってみれば8安打3失点の完投勝利。「遅い球が自分の持ち味。いつも通り打たせて取ろうと」。27個のアウトのうち三振はわずかに1つ。残り26アウトをナインでつかみ取り、夏1勝を飾った。(松本 航亮)

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