選抜覇者の山梨学院にアクシデント コールド発進もエース林が頭部死球で救急搬送 打線は12安打12得点

2023年07月11日 12:05

野球

選抜覇者の山梨学院にアクシデント コールド発進もエース林が頭部死球で救急搬送 打線は12安打12得点
<山梨学院・身延>8回、頭部に死球を受け運ばれる山梨学院の林(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権山梨大会・2回戦   山梨学院12-3身延 ( 2023年7月11日    山日YBS )】 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)山梨大会は11日、山日YBS球場などで2回戦が行われた。今春センバツ優勝の山梨学院が初戦を迎え、身延を8回コールドの12-3で下した。
 今春の選抜王者で春夏連続甲子園制覇を目指す山梨学院が快勝発進だ。

 先制こそ許したが、終わってみれば12安打12得点で8回コールド勝ち。吉田洸二監督は「2週間後の決勝へ向けてここからまだまだ(調子を)上げていければ」と見据えた。

 頼れる4番が打線に火を付けた。序盤は相手先発右腕の100キロ台の変化球に苦戦したが、「4番・三塁」の高橋海翔内野手(3年)が流れを変えた。3回2死から連続四球で一、二塁となると打席には高橋。高めに抜けてきたスライダーを捉えて左翼越えの逆転2点二塁打とし、「嫌な流れだったので一本出せて良かった」と塁上で笑みを浮かべた。

 だが、心配なアクシデントも。「6番・一塁」で出場していた絶対的エース林謙吾投手(3年)が、8回の第5打席で頭部に死球を受けそのまま交代。出血や腫れもあり、念のため救急搬送された。吉田監督は「ちょっと出血も見られて腫れも出てきてたので…。これも野球なのでね」と心配そうに語った。

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