アスレチックス・ルーカー 球宴で大谷のサイン熱望「彼は本当にクール」 4月の対戦で3ラン

2023年07月11日 10:39

野球

アスレチックス・ルーカー 球宴で大谷のサイン熱望「彼は本当にクール」 4月の対戦で3ラン
球宴前日会見で大谷について語ったルーカー(撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 大リーグのオールスター戦前日恒例となっているホームランダービーが10日(日本時間11日)、マリナーズの本拠地・シアトルのTモバイルパークで始まった。
 球宴初選出となったブレント・ルーカー(アスレチックス)は、4月27日の対戦で大谷から右越えの3ランを放った。球宴選出時に「シアトルで大谷から本塁打を打った写真に大谷からサインを貰いたい」と意気込んでおり、サインをもらえたか?と聞かれ、「いや、写真はゲティイメージで見ただけで、まだ印刷したのを持ってもないんだ。だからまず写真を手に入れなければいけない。(大谷にサインを)尋ねるつもりだから、もらえたらいいけどね」といたずらっぽく笑った。

 大谷は投手と打者、どちらがよりすごいと思うかという質問に「僕は打者だから、彼の打撃を見るのが好きだ。もう32本塁打も打っていて、31号はほとんど500フィートくらい飛ばした。打者としてはやはり打つ方に注目するもので、彼がやっていることは本当にクールだ」と感嘆。

 大谷がメジャー入りした当時「最初の騒ぎと期待感を覚えている。あまりにも期待度が大きすぎて、それに答えるのは不可能だとみんなが思っていたのに、実際にはそれを超えてしまったのだから、レブロン(ジェームズ)のようだ。レブロンも高校の時から史上最高級の選手になると騒がれて、その期待感を超えてしまった。大谷は同じことをやったから、クールなことだ」と称えた。

 「僕たちはみんな、メジャーリーグに到達まではベースボールのファンだった。僕も含め、僕たちはみんな、オールスターですごい才能の選手たちを見て成長した。同じフィールドに立つようになっても、ファンの部分がまだ残っているということだ」と対面を心待ちにしている様子。

 大谷からの1発は「第1打席でカッターやスライダーを外に投げてきたから、次の打席ではライト方向に打とうと思って、実際にそうした。失投などではなかった。ただ、ちょうど狙っていたコースに来て、いいスイングができた」と振り返った。

おすすめテーマ

2023年07月11日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム