18試合連続安打中のオリ紅林 23試合の“イチロー超え”狙う!球宴まで継続で到達「挑めるのは励み」

2023年07月11日 05:00

野球

18試合連続安打中のオリ紅林 23試合の“イチロー超え”狙う!球宴まで継続で到達「挑めるのは励み」
連続試合安打を継続中のオリックス・紅林 Photo By スポニチ
 オリックスの紅林弘太郎内野手(21)が球宴前に“イチロー超え”を狙う。現在、自己最長の18試合連続安打中で、球宴まで残り6試合で安打を続ければ、オリックス時代の94年にイチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が2度マークした23試合を超える。紅林も記録更新に意欲満々で「すごい人たちの記録に挑めるのは励みになる。頑張ります」と闘志を燃やした。
 期待の大型遊撃手も4年目の今季はオープン戦の不振が響き開幕は2軍で迎えた。4月18日に1軍に昇格し、5月中旬まで打率2割台前半にとどまっていたが、5月24日の楽天戦(ほっと神戸)で松井裕から自身初のサヨナラ弾を放ってきっかけをつかむと、6月は打率・368と躍進。7月もその勢いは止まらず、6月14日の阪神戦(甲子園)から続く連続試合安打は18まで伸び、打率も・294に上昇した。

 球団記録はリーグ記録でもある71年の長池徳二の32試合。その後は77年の福本豊の30試合、11年の後藤光尊の26試合、03年の塩谷和彦、20年の吉田正尚(現レッドソックス)の24試合と続く。

 監督選抜で初出場となる球宴明けに大記録挑戦の可能性を残すためにも、まずは11日からのロッテ戦がカギを握る。初戦先発は今季3打数無安打のメルセデス、12日は同6打数2安打の佐々木朗と難敵が続く。

 過去にオリックスで23試合連続安打を達成した6人は、いずれもシーズン打率3割をクリア。規定打席到達も迫っており「とにかく1日1本と思ってやっている」と紅林。どこまで伸ばせるか注目だ。(中澤 智晴)

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