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【阪神・岡田監督語録】「青柳が後半戦に向けてどうかやろ」「それをやったら(佐藤輝は)終わってしまう」

2023年07月11日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】「青柳が後半戦に向けてどうかやろ」「それをやったら(佐藤輝は)終わってしまう」
遠征に向かう阪神・岡田監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督は10日、岡山への移動前に取材対応した。合意目前の新助っ人右腕のブルワーについて言及した。2位DeNAとの首位攻防戦に向けて、青柳と佐藤輝の活躍に期待を寄せた。
 ―印象は?
 「映像は見たよ。それで、あれや、これだったらいけるんちゃうか、となったんや。今年の3Aの投球を見たんかなああ。まあ、途中からくるアレやからな。実際に見んとわからんけどな」

 ―7回、8回を投げるタイプか。
 「いやいや、まだ、そんなん。見てからよ」

 ―見た感じは
 「コントロールは普通やろうな。クイックだけは、アメリカにいる間に早くせえ、と。それは条件として付けたけどな」

 ―監督は補強を考えてなかったと。
 「全然考えてなかったよ」

 ―では、なぜ?
 「いや、BK(b・ケラー)が投げられんやろ?それで、編成も気をつかったんちゃうか」

 ―加入したからには仕事をしないといけない。
 「おう、あんまり仕事せんかったらマイルが貯まらへんからな(笑)」

 ―ブルペン全体のことを考えたら、ブルワーのような選手が1人加わる意義は?
 「まあ、良かったら、来年も継続して。まあ年は、30歳って言うてたかな。まあ、ちょっとでも戦力になったらとは思ってるけどな。まあそこまで絶対とは思ってないよ、はっきり言うて。まあBKの代わりぐらい(笑)。そういうことやろ?もう結局、お前、(B・ケラーは)1回も投げられてへんねんぞ、お前」

 ―BKはめどが立たない。
 「まだリハビリしてるやろ、そんなん」

 ―やっぱりリリーフは枚数がほしい。
 「まあ、ピッチャーは人数おってもええからな」

 ―ブルワーはオールスター明けか、7月中に来る予定か。
 「どうせ8月からやろ。もう全然、別に8月からでええって。別にそんなん。そんなに早く必要っていうことはないからな」

 ―どこのチームも補強に乗り出している。
 「あれ(エルビン・ロドリゲス)、ヤクルトやったん?細いヤツやろ?あれは見てなかった、映像を。日本のやつは見たけどな。どこや、(独立リーグ)茨城か。(フランクリン・キロメ)この間、DeNAにボコボコに打たれた映像は、ちょっと見たけど」

 ―ブルワーは、どちらかと言うとフロントの方から提案?
 「そうそうそう、うん。まあBKの件がだいぶあったんやろ。だから、そこまで絶対に欲しいっていうわけじゃないから」

 ―監督としては日本人選手を積極的に使いたい。
 「まあ別に、今年なんかは(枠が余っているため)外国人同士で競争をする必要もないしな。いっぱいおらへんのやから。みんな良かったら、みんな1軍にいける体制やから。だから結局、1軍の戦力で使えんかったら、ファームになると思うし。7人も8人もおってな、外国人で1軍の枠を争うアレじゃないからな。だから(ブルワーが)良かったら、それは見てからやけどな、戦力で使えるんやったら絶対にプラスになるわな」

 ―今年は外国人投手があんまり戦力になってない。
 「あんまりちゃうやん、全然やん(笑い)。あんまりなんて、お前」

 ―明日から2位DeNA戦。どういう戦いを?
 「いやいや、普通にやるだけやんか、そんなもん」

 ―明日は笠原が先発。森下を起用する?
 「そや。あれ2戦目のピッチャーか」

 ―2戦目はバウアーですが?
 「違うやん、開幕2戦目のピッチャー(※注意、笠原は開幕3戦目に先発)。まあ、どういう戦いっていうよりも、まず青柳が後半戦に向けてローテーションでいけるかどうか、そっちの方がまず第一やろ?(笑い)」

 ―監督自身を満足させる投球ができるかどうか
 「ある程度ゲームつくれてな。7回くらいまで投げられるんやったら」

 ―良ければ火曜日でローテーションを回っていくことが理想か?
 「いやいや、火曜で回るっていうても、オールスター明けは(ヤクルトと)2連戦やからな。その2試合は土日組になるやんか。その辺はまた」

 ―金曜を空けていたのは青柳に戻ってきてほしいというメッセージがあった?
 「いやいや、3連戦の初戦って、俺はそんなにあんまり重要視してない。火曜日は重視してるけどな、6連戦の火曜はな。だからカードが変わって頭いうのは金曜日やから、6連戦やったら4戦目やからな。3つ戦ったあとのこの辺は、なんとかやりくりできるようなところでやからな。まあ、土日にちゃんとした勝てるピッチャーを置いといたらな」

 ―森下は(相手投手の)右左で1番は代わるか?
 「そら、わからんけど、お前」

 ―前日(9日)に初本塁打を打った。
 「あれで、どう変わるかやろ。まあ、明日(11日)は左(笠原9やからええやんか。ちょうど使えるよ、そのまま」

 ―大きいのを打てるのは彼の魅力でもある。
 「うん。まあでも、基本的には中距離バッターやろ、そんなにボールは上がらんもんな。基本的には中距離バッターやで。今まではバットを寝かせとったから余計に上がらんかったけど、バットを立ててからちょっと上がるようになったやろ。

 ―明日、結果を残せば右投手でも?
 「いや、そらお前、左で待ってる人(島田)がおるからな。まだ、勝ち取るまではいってないよ、そら。まあ、辛抱して使ったのが、やっと1試合貢献してくれたいうくらいやで」

 ―辛抱で言うと、佐藤輝はなかなか…。
 「打てそうにないなあ、あんまなあ。俺はそう思うな。なんかこう…そら、姿な」

 ―左腕が先発だった前日は渡辺諒も考えられたが、佐藤輝をスタメンで使った。
 「それをやったら、終わってしまうやんか。別に俺はかめへんけど。俺は終わってしまうと思うよ、今度は」

 ―しばらくは我慢か
 「いやだから、終わってしまうか、(それとも)終わらんかやろ」

 ―では、明日は左投手でも使う。
 「おう、使う使う、そら。両方見たいよ。打つのも見たいし、打てんのも見たい。対応的にはのう。そら、今まで打てんかったのを見てきたんやから、それを今度は、どう打っていくかやな。それはもうゲームの中でしか見られへんやんか。練習でええとか悪いとか、そういう判断はないからのう。これだけ試合出てて、はっきり言うて」

 ―ダメになる選手も見てきた。
 「見てるよ、そんなの。もっとええ選手で、アカンようになったのはいっぱいおるやんか」

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