カブス・鈴木誠也 10試合ぶり14号本塁打で3連勝に貢献 178キロ弾丸ライナーで自身最多タイ本塁打

2023年09月02日 04:57

野球

カブス・鈴木誠也 10試合ぶり14号本塁打で3連勝に貢献 178キロ弾丸ライナーで自身最多タイ本塁打
10試合ぶりの14号本塁打を放ったカブス・鈴木誠也(ロイター)
 【ナ・リーグ   カブス6ー2レッズ ( 2023年9月1日    シンシナティ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が1日(日本時間2日)、敵地・シンシナティでの、レッズとのダブルヘッダー第1戦に「6番・右翼」でスタメン出場。10試合44打席ぶりの14号本塁打を放った。
 メジャー移籍1年目の昨年に並ぶシーズン最多の本塁打数を記録。4打数1安打1打点で、鈴木の今季の成績は打率・263、14本塁打、49打点となった。チームは投打のかみ合う快勝で、同地区3位のレッズを破り、3連勝で貯金を今季最多の10とした。

 この試合まで3試合連続無安打。この日も3打席目までは快音を響かせることはできなかった。しかし、鈴木は4打席目で確実に結果を出した。3―1の8回1死、カウント2―0からレッズ3番手・ドゥアルテが投じた直球を強振。鋭いライナー性の打球は勢いを失うことなく、そのまま左中間フェンスの向こう側へと消えた。

 打球速度110・5マイル(約177・8キロ)、飛距離408フィート(約124・4メートル)、角度19度の弾丸ライナー。勝利を引き寄せる貴重なダメ押し点に、ベンチでは満面の笑顔がはじけた。

 8月上旬はスタメンから外れるケースもあったが、8月18日(同19日)から27日(同28日)まで、自身最長の10試合連続安打を記録。8月は打率・321、25安打、13打点の数字を残し、チームの月間MVPに選ばれた。チームは同月、18勝9敗と大きく勝ち越し、試合前の時点でナ・リーグ中地区首位のブルワーズに3ゲーム差。鈴木が好調な打線の中で機能し、チームをけん引している。

 16打席ぶり安打で、44打席ぶりの待望の一発。チームはワイルドカード圏内に位置し、首位も手の届くところにある。勝負の9月、鈴木が再びエンジンをふかし始めた。

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