逆転CSへ正念場…巨人が一挙6選手入れ換え ブリンソン、鈴木康、松田を抹消

2023年09月02日 16:03

野球

逆転CSへ正念場…巨人が一挙6選手入れ換え ブリンソン、鈴木康、松田を抹消
1日のDeNA戦の4回、桑原の打球をブリンソンが捕球出来ず適時二塁打に(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)は2日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、セ・リーグ4位の巨人は一挙6選手の入れ換えを行った。
 鈴木康平投手(29)、松田宣浩内野手(40)、ルイス・ブリンソン外野手(29=米国)の3人を登録抹消。代わって、体調不良による「特例2023」の対象選手として8月29日に登録抹消となっていた梶谷隆幸外野手(35)と、DeNAから今季加入した三上朋也投手(34)、ドラフト2位ルーキーの萩尾匡也外野手(22=慶大)の3人が出場選手登録されている。

 今年5月に広岡との交換トレードで巨人入りした鈴木康は、前日1日のDeNA戦(横浜)で3―5と追い上げムードのなかで迎えた7回に3番手として登板。牧と宮崎に2者連続アーチを浴びるなど1回を投げ切れず4失点と炎上して降板した。

 今季加入したブリンソンは攻守でボーンヘッドが多く、同じく1日のDeNA戦(横浜)では「8番・中堅」に入って5試合ぶりに先発出場しながら、1―3で迎えた4回に3アウト目となるはずだった桑原の中飛に対してゆっくりとした動きで捕球態勢に入りながらグラブに当てて落球。走塁でもアウトカウントを間違えるミスがあった。

 ブリンソンの拙守は記録上は二塁打となったが、試合後、原辰徳監督(65)は「ちょっとフォローできる言葉がなかなか見つからないんだけど」とあきれ顔。鈴木康は8月26日の阪神戦(東京D)でも4番手として登板した7回、木浪に満塁弾を浴びるなど2/3回5失点でリリーフ失敗と大量失点が続いており、原監督は「ピッチングコーチが考えていると思いますね。今のところは何とも言えませんね」と試合後に話していた。

 ソフトバンクから今季加入した松田は「特例2023」で登録抹消となった岡本和の代役として8月29日に出場選手登録。4月14日に抹消となって以来137日ぶりの1軍復帰となったが、中京高校時代を過ごした岐阜で8月31日に行われた広島戦で「6番・一塁」に入って移籍後初スタメンも3打数無安打だった。

 それぞれの今季成績は、鈴木康が33試合に登板して1勝1敗、防御率6.59。松田は11試合に出場して15打席に立ち、打率.071(14打数1安打)、0本塁打、0打点。ブリンソンは84試合に出場して283打席に立ち、打率.250(272打数68安打)、11本塁打、34打点。

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